処方薬
プロパジール錠50mg
プロパジール錠50mgの基本情報
プロパジール錠50mgの概要
商品名 | プロパジール錠50mg |
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一般名 | プロピルチオウラシル錠 |
薬価・規格 | 9.8円 (50mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | あすか製薬 |
YJコード | 2432002F1046 |
レセプト電算コード | 620004388 |
識別コード | プロパジール |
プロパジール錠50mgの主な効果と作用
- 過剰な
甲状腺ホルモン の生成をおさえ、過剰な新陳代謝 をおさえる働きがあります。 - 過剰な甲状腺ホルモンによる症状(首がはれる、目が出る、脈拍数が増えるなど)をやわらげるお薬です。
プロパジール錠50mgの用途
プロパジール錠50mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
頭痛、浮腫、過敏症、AST上昇、ALT上昇、脱毛、皮膚色素沈着、皮膚そう痒感、悪心、嘔吐、下痢
起こる可能性のある重大な副作用
無顆粒球症、白血球減少、発熱、全身倦怠、咽頭痛、再生不良性貧血、低プロトロンビン血症、第7因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病、紫斑、劇症肝炎、黄疸、重篤な肝障害、肝機能障害、SLE様症状、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、脾腫、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、抗好中球細胞質抗体関連血管炎症候群、ANCA関連血管炎症候群、急性進行性腎炎症候群、血尿、蛋白尿、肺出血、感冒様症状、肘関節痛、膝関節痛、上強膜炎、ANCA陽性血管炎症候群、アナフィラキシー、そう痒、発疹、顔面浮腫、薬剤性過敏症症候群、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化
上記以外の副作用
食欲不振、めまい、末梢神経異常、蕁麻疹、CK上昇、こむらがえり、倦怠感、唾液腺肥大、味覚異常、苦味、味覚減退
プロパジール錠50mgの用法・用量
- プロピルチオウラシルとして、通常成人に対しては初期量1日300mgを3~4回に分割経口投与する
- 症状が重症のときは1日400~600mgを使用する
- 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日50~100mgを1~2回に分割経口投与する
- 通常小児に対しては初期量5歳以上~10歳未満では1日100~200mg、10歳以上~15歳未満では、1日200~300mgを2~4回に分割経口投与する
- 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日50~100mgを1~2回に分割経口投与する
- 通常妊婦に対しては初期量1日150~300mgを3~4回に分割経口投与する
- 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日50~100mgを1~2回に分割経口投与する
- 正常妊娠時の甲状腺機能検査値を低下しないよう、2週間毎に検査し、必要最低限量を投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
プロパジール錠50mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
プロパジール錠50mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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クマリン系抗凝血剤 | 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じて血液凝固能が変化 |
ワルファリンカリウム | 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じて血液凝固能が変化 |
ジギタリス剤 | 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変動 |
ジゴキシン | 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変動 |