処方薬
グラニセトロン静注液3mg「NK」
後発

グラニセトロン静注液3mg「NK」の基本情報

グラニセトロン静注液3mg「NK」の概要

商品名 グラニセトロン静注液3mg「NK」
一般名 グラニセトロン塩酸塩注射液
薬価・規格 1312.0円 (3mg3mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 沢井製薬
ブランド グラニセトロン静注液1mg「NK」 他
YJコード 2391400A4071
レセプト電算コード 620005665
添付文書PDFファイル

グラニセトロン静注液3mg「NK」の主な効果と作用

  • 吐き気や嘔吐をおさえるお薬です。
  • セロトニン受容体に作用することにより、吐き気や嘔吐などの症状をおさえる働きがあります。
  • 薬などにより起こる強い吐き気や嘔吐をおさえる働きがあります。

グラニセトロン静注液3mg「NK」の用途

  • 悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>
  • 放射線照射に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>

グラニセトロン静注液3mg「NK」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、不眠、頻脈、便秘、胃もたれ感、発熱、全身倦怠感、過敏症、めまい、頭痛、下痢

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、そう痒感、発赤、胸部苦悶感、呼吸困難、血圧低下

上記以外の副作用

腹痛、AST上昇、ALT上昇、肝機能検査値異常、顔面潮紅

グラニセトロン静注液3mg「NK」の用法・用量

  • 〈抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)〉成人:通常、成人にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回静注又は点滴静注する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、症状が改善されない場合には、40μg/kgを1回追加投与できる
  • 小児:通常、小児にはグラニセトロンとして40μg/kgを1日1回点滴静注する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、症状が改善されない場合には、40μg/kgを1回追加投与できる
  • 〈放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)〉通常、成人にはグラニセトロンとして1回40μg/kgを点滴静注する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、1日2回投与までとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 放射線照射に伴う消化器症状に対して使用する場合は、放射線照射前に点滴静注する
    • なお、造血幹細胞移植前処置時の放射線全身照射<TBI>に伴う消化器症状(TBI:Total Body Irradiation)に対して使用する場合は、投与期間は4日間を目安とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

グラニセトロン静注液3mg「NK」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

グラニセトロン静注液3mg「NK」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
セロトニン作用薬 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
モノアミン酸化酵素阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス

グラニセトロン静注液3mg「NK」と主成分が同じ薬

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グラニセトロン静注液3mg「NK」に関係する解説

5-HT3受容体拮抗薬

  • グラニセトロン静注液3mg「NK」は、5-HT3受容体拮抗薬に分類される。
  • 5-HT3受容体拮抗薬とは、セロトニンという伝達物質の受容体(5-HT3受容体)への拮抗作用により、抗がん薬による嘔吐中枢への刺激を阻害し、悪心(吐き気)・嘔吐を抑える薬。

5-HT3受容体拮抗薬の代表的な商品名

  • カイトリル
  • ナゼア
  • アロキシ
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