処方薬
アルキサ錠100mg
後発

アルキサ錠100mgの添付文書

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効果・効能

次記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎。

用法・用量

アルジオキサとして、1日300~400mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

消化器:(頻度不明)便秘等。

使用上の注意

(禁忌)

透析療法を受けている患者[他のアルミニウム含有製剤で、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症が現れたとの報告がある]。

(慎重投与)

腎障害のある患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症が現れる恐れがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行う]。

(相互作用)

併用注意:

  1. テトラサイクリン系抗生物質(服用)(テトラサイクリン(服用)、ドキシサイクリン塩酸塩水和物(服用)等)[テトラサイクリン系抗生物質の作用が減弱する恐れがあるので、同時に服用させない(本剤に含まれるアルミニウムイオンとキレートを形成し、吸収が阻害される)]。

  2. ニューキノロン系抗菌剤(服用)(塩酸シプロフロキサシン(服用)、ノルフロキサシン(服用)、オフロキサシン(服用)等)[ニューキノロン系抗菌剤の作用が減弱する恐れがあるので、同時に服用させない(本剤に含まれるアルミニウムイオンとキレートを形成し、吸収が阻害される)]。

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に投与する。

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

(取扱い上の注意)

安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、アルジオキサ錠100mg「KN」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。