処方薬
ロルファン注射液1mg
ロルファン注射液1mgの基本情報
ロルファン注射液1mgの概要
商品名 | ロルファン注射液1mg |
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一般名 | レバロルファン酒石酸塩注射液 |
薬価・規格 | 136.0円 (0.1%1mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | 武田テバ薬品 |
YJコード | 2213401A1032 |
レセプト電算コード | 620004786 |
ロルファン注射液1mgの主な効果と作用
- 呼吸を楽にするお薬です。
- 薬により起こる呼吸数の減少や呼吸の乱れなどをおさえる働きがあります。
ロルファン注射液1mgの用途
ロルファン注射液1mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
縮瞳、眼瞼偽下垂症、めまい、傾眠、発汗、悪心、嘔吐、胃部不快感、不快感、過敏症状、蒼白
起こる可能性のある重大な副作用
呼吸抑制、効力が減少、幻視、もうろう状態、見当識障害
上記以外の副作用
四肢重圧感
ロルファン注射液1mgの用法・用量
- 麻薬投与前後あるいは投与と同時に皮下、筋肉内、又は静脈内注射する
- 投与される麻薬の種類、用法、用量等に応じて種々の投与法を行うが、一般に次の投与法が適当である
- 投与量比率:レボルファノール/レバロルファン酒石酸塩10:1、皮下又は静脈内注射(例:レボルファノール3mg及びレバロルファン酒石酸塩0.3mg)
- 投与量比率:モルヒネ/レバロルファン酒石酸塩50:1、皮下又は静脈内注射(例:モルヒネ15mg及びレバロルファン酒石酸塩0.3mg)
- 投与量比率:アルファプロジン塩酸塩/レバロルファン酒石酸塩50:1、皮下又は静脈内注射(例:アルファプロジン塩酸塩60mg及びレバロルファン酒石酸塩1.2mg)
- 投与量比率:ペチジン塩酸塩/レバロルファン酒石酸塩100:1、筋肉内又は静脈内注射(例:ペチジン塩酸塩100mg及びレバロルファン酒石酸塩1mg)
- (1). 産科的応用1). 麻薬投与による母体及び胎児の呼吸抑制の予防レバロルファン酒石酸塩はそれぞれ適当な比率で麻薬と同時に皮下あるいは筋肉内注射し、以後は必要に応じて30分以上の間隔で各1/2量を投与する
- 2). 分娩時麻薬によって起こる新生児の呼吸抑制の予防(レバロルファン酒石酸塩を麻薬と併用していない場合)分娩前5~10分にレバロルファン酒石酸塩1~2mgを静脈内注射する
- 3). 新生児の麻薬による呼吸抑制の治療分娩後直ちに臍帯静脈にレバロルファン酒石酸塩0.05~0.1mgを注射する
- 4). 産婦の麻薬による呼吸抑制の治療(4)の用法・用量に準ずる
- (2). 補助薬として麻薬を用いた麻酔1). 麻薬による呼吸抑制の治療レバロルファン酒石酸塩0.5~1.5mgを静脈内注射する
- 2). 麻薬による呼吸抑制の予防レバロルファン酒石酸塩を適当な比率で麻薬と共与、あるいは麻薬投与の4~6分前に静脈内注射する
- 投与後の呼吸機能が十分であれば更にレバロルファン酒石酸塩を投与する必要はないが、長時間にわたる手術あるいは麻酔終了時患者の呼吸機能が不十分であれば、更にレバロルファン酒石酸塩0.4~0.6mgを1~数回投与する
- (3). 術前・術後又は内科での麻薬投与時術前・術後の疼痛緩解のため及び内科患者に麻薬を投与した時に起こる呼吸抑制の予防には、必要に応じ、適当な比率で麻薬と同時に皮下あるいは筋肉内注射する
- (4). 成人の麻薬過量投与による呼吸抑制の治療1). 過剰量が不明の場合レバロルファン酒石酸塩1mgを静脈内注射し、効果が現れれば更に必要に応じて3分間隔で0.5mgを1~2回投与する
- 2). 麻薬及びその過剰量がわかっている場合適当な比率で静脈内注射し、必要があれば次いで3分間隔でその1/2量ずつ1~2回投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ロルファン注射液1mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください