処方薬
エムラクリーム
先発
エムラクリームの基本情報
エムラクリームの概要
商品名 | エムラクリーム |
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一般名 | リドカイン・プロピトカイン配合剤クリーム |
薬価・規格 | 185.2円 (1g) |
薬の形状 |
外用薬 > 皮膚塗布剤 > クリーム
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製造会社 | 佐藤製薬 |
YJコード | 1219800N1023 |
レセプト電算コード | 622138101 |
エムラクリームの主な効果と作用
- レーザーの痛みをやわらげるお薬です。
- 注射をするときの痛みをやわらげるお薬です。
エムラクリームの用途
エムラクリームの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
潮紅、蒼白、錯感覚、紅斑、皮膚硬結、皮膚そう痒症、ALT増加、浮腫、浮動性めまい、感覚鈍麻、頭痛
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、血管浮腫、顔面浮腫、喉頭浮腫、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、意識障害、振戦、痙攣、中毒症状、メトヘモグロビン血症、チアノーゼ
上記以外の副作用
悪心、嘔吐、皮膚小水疱、発疹、蕁麻疹、接触皮膚炎、皮膚炎、湿疹、皮膚灼熱感、皮膚色素過剰、皮膚びらん、皮膚色素沈着、血腫、疼痛、変色、倦怠感
エムラクリームの用法・用量
- 〈成人〉通常、成人には、レーザー照射予定部位又は注射針・静脈留置針穿刺予定部位に10c㎡あたり本剤1gを、密封法(ODT)により60分間塗布する
- なお、1回あたりの塗布量は10gまでとし、塗布時間は120分を超えないこと
- 〈小児〉通常、小児等には、レーザー照射予定部位又は注射針・静脈留置針穿刺予定部位に10c㎡あたり本剤1gを、密封法(ODT)により60分間塗布する
- なお、1回あたりの塗布量及び塗布時間は次を超えないこと
- 1). 0~2ヶ月:最大塗布量1g、最大塗布時間60分
- 2). 3~11ヶ月(体重5kg以下):最大塗布量1g、最大塗布時間60分
- 3). 3~11ヶ月(体重5kg超):最大塗布量2g、最大塗布時間60分
- 4). 1~14歳(体重5kg以下):最大塗布量1g、最大塗布時間60分
- 5). 1~14歳(体重5kg超10kg以下):最大塗布量2g、最大塗布時間120分
- 6). 1~14歳(体重10kg超):最大塗布量10g、最大塗布時間120分
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤を60分間(最大120分間、ただし、0~11ヶ月、又は1~14歳で体重5kg以下の場合は最大60分間)ODTにより塗布後、本剤を除去し、直ちにレーザー照射又は注射針・静脈留置針穿刺を行う
- 7.2. 小児等における本剤の塗布量は、体重、患部の大きさを考慮し、必要最小限にとどめること(また、塗布時間を遵守すること)〔9.7.1、9.7.2、17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
エムラクリームの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
エムラクリームの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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3群不整脈用剤 | 心機能抑制作用が増強 |
アミオダロン | 心機能抑制作用が増強 |
サルファ剤 | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
スルファメトキサゾール | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
エステル型局所麻酔薬 | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
プロカイン | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
アミノ安息香酸エチル | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
硝酸剤 | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
ニトログリセリン | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
亜硝酸アミル | メトヘモグロビン血症、チアノーゼ |
アミド型局所麻酔薬 | 中毒症状が相加的に起こる |
メピバカイン | 中毒症状が相加的に起こる |
ブピバカイン | 中毒症状が相加的に起こる |
クラス1抗不整脈剤 | 中毒症状が相加的に起こる |
リドカイン製剤 | 中毒症状が相加的に起こる |
キニジン | 中毒症状が相加的に起こる |