処方薬
アナペイン注2mg/mL
先発

アナペイン注2mg/mLの基本情報

アナペイン注2mg/mLの概要

商品名 アナペイン注2mg/mL
一般名 ロピバカイン塩酸塩水和物注射液
薬価・規格 1450.0円 (0.2%100mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 サンドファーマ
ブランド アナペイン注2mg/mL 他
YJコード 1214405A2021
レセプト電算コード 640451001
添付文書PDFファイル

アナペイン注2mg/mLの主な効果と作用

  • 術後の痛みをやわらげるお薬です。

アナペイン注2mg/mLの用途

  • 術後の鎮痛

アナペイン注2mg/mLの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血圧低下、嘔気、発熱、頻脈、心室性不整脈、下肢知覚異常、昏迷、嘔吐、排尿困難、戦慄、低体温

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、徐脈、不整脈、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害、心停止、アナフィラキシーショック、振戦、痙攣、中毒症状、運動障害、一過性異常感覚、持続的異常感覚、疼痛、知覚障害、膀胱直腸障害、神経学的疾患

上記以外の副作用

硬結性紅斑、異常感覚、血圧上昇、洞性不整脈、SpO2低下、呼吸困難、不安、めまい、頭痛、攣縮、言語障害、口唇しびれ感、全身しびれ感、譫妄、過敏症、蕁麻疹、血管浮腫、尿閉、悪寒、顔面潮紅、結膜充血、耳鳴、ホルネル症候群

アナペイン注2mg/mLの用法・用量

  • 手術終了時に、通常、成人に6mL/h(ロピバカイン塩酸塩水和物(無水物として)12mg/h)を硬膜外腔に持続投与する
    • なお、期待する痛覚遮断域、手術部位、年齢、身長、体重、全身状態等により4~10mL/hの範囲で適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 持続投与開始時に手術部位(手術創傷部位及び手術操作部位)に痛覚遮断域が到達していない場合は、ロピバカイン等の局所麻酔剤を硬膜外腔に単回投与し、適切な痛覚遮断域を確保すること
  • 7.2. 予め痛覚遮断域を確保するために、術前又は術中からロピバカイン等の局所麻酔剤を投与することが望ましい
  • 7.3. 術後に局所麻酔剤を単回投与する場合は、血圧低下に注意しながら投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アナペイン注2mg/mLの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • ショック状態
    • 大量出血
    • 敗血症
    • 注射部位又はその周辺に炎症
    • 血液凝固障害
    • 呼吸器疾患
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な腎機能障害
    • 髄膜炎
    • 中枢神経系疾患
    • 肥満
    • ポルフィリン症
    • 灰白脊髄炎
    • 脊柱に著明な変形
    • 抗凝血薬投与中
    • 心血管系に著しい障害
    • 腹部腫瘤
    • 心刺激伝導障害
    • 心弁膜症
    • 脊髄に結核
    • 脊髄に腫瘍
    • 脊椎に結核
    • 脊椎に腫瘍
    • 全身状態不良
    • 脊髄ろう

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アナペイン注2mg/mLの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 血腫、脊髄障害
CYP1A2阻害剤 本剤の血中濃度が上昇、本剤のクリアランスの低下
フルボキサミン 本剤の血中濃度が上昇、本剤のクリアランスの低下
エノキサシン 本剤の血中濃度が上昇、本剤のクリアランスの低下
3群不整脈用剤 心機能抑制作用が増強
アミオダロン 心機能抑制作用が増強
アミド型局所麻酔薬 中毒症状

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