処方薬
トリアゾラム錠0.125mg「KN」
後発

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の基本情報

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の概要

商品名 トリアゾラム錠0.125mg「KN」
一般名 トリアゾラム0.125mg錠
薬価・規格 5.7円 (0.125mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 小林化工
ブランド トリアゾラム錠0.125mg「KN」 他
YJコード 1124007F1151
レセプト電算コード 622108202
識別コード KN334
添付文書PDFファイル

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の主な効果と作用

  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくする働きがあります。

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の用途

  • 麻酔前投薬
  • 不眠症

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、ふらつき、眩暈、頭痛、頭重、いらいら感、協調運動失調、不快感、舌のもつれ、言語障害、見当識障害

起こる可能性のある重大な副作用

薬物依存、離脱症状、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、精神症状、刺激興奮、錯乱、攻撃性、激越、呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス、一過性前向性健忘、もうろう状態、睡眠随伴症状、夢遊症状、中途覚醒時の出来事をおぼえていない、肝炎、肝機能障害、黄疸、ショック、アナフィラキシー、発疹、血管性浮腫、呼吸困難

上記以外の副作用

意識混濁、耳鳴、視覚異常、霧視、散瞳、羞明、眼精疲労、多夢、魔夢、知覚減退、転倒、多幸症、鎮静、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、口渇、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、心窩部不快感、便秘、血圧上昇、動悸、胸部圧迫感、血圧降下、過敏症、そう痒、倦怠感、脱力感、筋緊張低下症状、味覚変化、皮下出血、尿失禁、便失禁、尿閉、CK上昇、CPK上昇

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の用法・用量

  • 1.不眠症:1回トリアゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
  • 高度な不眠症には0.5mgを投与することができる
    • なお、年齢・症状・疾患などを考慮して適宜増減するが、高齢者には1回0.125mg~0.25mgまでとする
  • 2.麻酔前投薬:手術前夜:1回トリアゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する
    • なお、年齢・症状・疾患などを考慮し、必要に応じ0.5mgを投与することができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • イトラコナゾール投与中
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • フルコナゾール投与中
    • ミコナゾール投与中
    • エファビレンツ投与中
    • ボリコナゾール投与中
    • ホスフルコナゾール投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • ポサコナゾール投与中
    • ニルマトレルビル・リトナビル投与中
    • 睡眠随伴症状として異常行動
    • 夢遊症状として異常行動
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
    • 肝障害
    • 心障害
    • 腎障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
    • 利尿剤併用中
    • 睡眠途中において一時的に起床して仕事等を行った
    • 服用して就寝後起床して活動を開始するまでに十分な睡眠時間がとれなかった

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トリアゾラム錠0.125mg「KN」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ポサコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ホスフルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ミコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
硫酸アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ダルナビルエタノール付加物 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ロピナビル・リトナビル配合剤 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
ニルマトレルビル・リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
エファビレンツ 本剤の血中濃度が上昇し作用の増強及び作用時間の延長
エタノール摂取 精神神経系等の副作用
中枢抑制剤 精神神経系等の副作用
フェノチアジン系薬剤 精神神経系等の副作用
バルビツール酸誘導体 精神神経系等の副作用
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
ジョサマイシン 本剤の血中濃度が上昇
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇
ジルチアゼム 本剤の血中濃度が上昇
メシル酸イマチニブ 本剤の血中濃度が上昇
キヌプリスチン 本剤の血中濃度が上昇
ダルホプリスチン 本剤の血中濃度が上昇
強いCYP3A誘導薬 本剤の作用が低下
カルバマゼピン 本剤の作用が低下
フェノバルビタール 本剤の作用が低下
リファンピシン類 本剤の作用が低下
モノアミン酸化酵素阻害剤 多汗・起立性低血圧等の副作用
利尿剤 肝不全、死亡

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース
  • アルコールを含むもの

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