百草

百草の基本情報

百草の概要

商品名 百草
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 日野製薬
販売会社名 日野製薬

百草の特徴

「百草」は今から200年の昔、霊峰木曽御嶽山を開山した行者により麓の村人に製法が伝授されたのがはじまりと言われています。
弊社は「腹薬の百草」と親しまれた家伝薬の時代からこの百草を作り続けています。

百草は、添加物を一切含まないオウバクの乾燥エキスからなる単一の生薬製剤で特有の苦味を有します。オウバクとは、ミカン科のキハダの周皮を除いた樹皮です。オウバクエキスを抽出、濃縮し板状に固めた百草は、下痢止め薬として優れた効果を発揮し、消化不良による下痢や食あたり、吐き下し、水あたりなどの症状を速やかに改善します。主成分のベルベリンには抗菌力があるといわれています。

百草の効果・効能

下痢、消化不良による下痢、食あたり、吐き下し、水あたり、くだり腹、軟便。

百草の構成成分

(局)オウバクの乾燥エキス(1g中ベルベリン塩化物として30~90mg)

百草の用法・用量

次の量を、1日3回を限度として湯又は水にて服用する。
なお、服用間隔は4時間以上おくこと。
大人(15歳以上):1回0.6g。
11歳以上15歳未満:1回0.4g。
8歳以上11歳未満:1回0.3g。
5歳以上8歳未満:1回0.2g。
1日3回服用を限度にし、服用間隔は4時間以上おくこと。
5歳未満:服用しないこと。
百草1枚は18gで大人が30回服用できます。
<用法・用量に関連する注意>
1.定められた用法、用量をお守りください。
2.小児に服用させる場合には保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.薬剤の形や大きさが飲みにくいと感じる方は、きめられた量を細かく砕いたり、お湯に溶かすなどして、服用の際にはのどにつかえることのないよう、よく注意してください。
4.高温・高湿の所に保管すると軟化し変形することがありますが、品質などの異常によるものではありません。効果にはかわりありませんので、用法・用量どおりに服用してください(冷蔵庫に入れるなどして少し冷やすと割りやすくなります)。

百草の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)発熱を伴う下痢のある人、血便のある人又は粘液便の続く人
(3)高齢者
2.次の場合は、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
5~6日間服用しても症状がよくならない場合

百草の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。