ピルフェニドン(抗線維化剤)
肺の線維化に関わる因子の産生を調整し肺機能の悪化を抑制することで肺線維症の進行を抑える薬
ピルフェニドン(抗線維化剤)の解説
ピルフェニドン(抗線維化剤)の効果と作用機序
- 肺の
線維化 に関わる因子の産生を調整し肺機能の悪化を抑制することで肺線維症の進行を抑える薬- 肺線維症は
肺胞 の傷の修復のため、コラーゲンなどの線維物質が増加し肺胞の壁が厚くなり肺が膨らみにくくなるため、咳や息苦しさなどがあらわれる - 肺の線維化には体内の
サイトカイン という物質や線維化形成に関与する増殖因子などが関与している - 本剤はサイトカインや線維化形成に関与する増殖因子などの産生調整作用などにより抗線維化作用をあらわす
- 肺線維症は
ピルフェニドン(抗線維化剤)の薬理作用
肺線維症は肺胞に傷ができその修復のためにコラーゲンなどの線維物質が増加し肺胞の壁が厚くなる病気で、肺が固く膨らみにくくなるため、咳や息苦しさなどがあらわれる。
肺の線維化には体内のサイトカインという物質や線維化形成に関与する増殖因子などが関与している。
本剤(ピルフェニドン)は各種サイトカインや線維化形成における増殖因子の産生調整作用をあらわす。また本剤は線維芽細胞(コラーゲンなどの産生に関わる細胞)増殖抑制作用やコラーゲン産生抑制作用ももつとされ、これらの複合的な作用により肺線維症の進行を抑える抗線維化作用をあらわすとされる。
ピルフェニドン(抗線維化剤)の主な副作用や注意点
- 皮膚症状
- 光線過敏症、
発疹 、痒み、紅斑 などがあらわれる場合がある
- 光線過敏症、
- 消化器症状
- 食欲不振、胃不快感、吐き気、下痢などがあらわれる場合がある
- 精神神経系症状
- 眠気、めまい、ふらつき、頭痛などがあらわれる場合がある
肝機能障害 - 頻度は稀である
倦怠感 、食欲不振、発熱、黄疸 などがみられ症状が続く場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する
ピルフェニドン(抗線維化剤)の一般的な商品とその特徴
ピレスパ
- 通常は食後に服用する
- 空腹時に服用すると本剤の血液中濃度が(食後服用時に比べ)高くなり副作用があらわれる可能性がある