処方薬
エネーボ配合経腸用液
先発

エネーボ配合経腸用液の基本情報

エネーボ配合経腸用液の概要

商品名 エネーボ配合経腸用液
一般名 経腸成分栄養剤(10)液
薬価・規格 8.3円 (10mL)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > 液
内用薬 > 液剤 > 液のアイコン
製造会社 アボットジャパン
YJコード 3259119S1029
レセプト電算コード 622307001
添付文書PDFファイル

エネーボ配合経腸用液の主な効果と作用

  • 食事をすることができない時に、栄養をバランスよく体内に補給します。
  • 栄養管理を目的とした成分栄養剤です。

エネーボ配合経腸用液の用途

  • 手術後の栄養保持
  • 長期にわたり経口的食事摂取が困難の経管栄養補給

エネーボ配合経腸用液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、便秘、腹部膨満、腹痛、低ナトリウム血症、高カリウム血症、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加、腹水、門脈ガス血症、肝機能異常

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗

上記以外の副作用

乳び胸、血中カリウム増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、血中ブドウ糖増加、好酸球数増加、肝機能検査異常、尿量減少

エネーボ配合経腸用液の用法・用量

  • 通常、標準量として成人には1日1000~1667mL(1200~2000kcal)を経管又は経口投与する
  • 経管投与では本剤を1時間に62.5~104mL(75~125kcal)の速度で持続的又は1日数回に分けて投与する
  • 経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる
  • ただし、通常、初期量は333mL/日(400kcal/日)を目安とし、低速度(約41.7mL/時間(50kcal/時間)以下)で投与する
  • 以後は患者の状態により徐々に増量し標準量とする
    • なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する
  • 特に投与初期は、水で希釈して投与することも考慮する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること
  • 7.2. 本剤の臨床試験において2週間を超える時期での効果は確認されていない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エネーボ配合経腸用液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • イレウス
    • 過敏症
    • 高度肝障害
    • 高度腎障害
    • 重症糖尿病
    • 先天性アミノ酸代謝異常
    • 糖代謝異常
    • 腸管の機能が残存していない
    • 牛乳タンパクアレルギー
    • 意識不明
    • 著しい脱水症状
    • 急性膵炎
    • 口渇を訴えることのできない
    • 高熱
    • 重篤な下痢
    • 短腸症候群

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エネーボ配合経腸用液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ワルファリン 作用が減弱

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