処方薬
メルカゾール錠5mg

メルカゾール錠5mgの基本情報

メルカゾール錠5mgの概要

商品名 メルカゾール錠5mg
一般名 チアマゾール錠
薬価・規格 9.8円 (5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 あすか製薬
ブランド メルカゾール錠5mg 他
YJコード 2432001F1033
レセプト電算コード 620004391
識別コード メルカゾール5
添付文書PDFファイル

メルカゾール錠5mgの主な効果と作用

  • 過剰な甲状腺ホルモンの生成をおさえ、過剰な新陳代謝をおさえる働きがあります。
  • 過剰な甲状腺ホルモンによる症状(首がはれる、目が出る、脈拍数が増えるなど)をやわらげるお薬です。

メルカゾール錠5mgの用途

メルカゾール錠5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、AST上昇、ALT上昇、脱毛、皮膚色素沈着、皮膚そう痒感、多形紅斑、悪心、嘔吐、下痢、食欲不振

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少、発熱、全身倦怠、咽頭痛、低プロトロンビン血症、第7因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病、紫斑、肝機能障害、黄疸、多発性関節炎、移動性関節炎、SLE様症状、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、脾腫、インスリン自己免疫症候群、低血糖、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、抗好中球細胞質抗体関連血管炎症候群、ANCA関連血管炎症候群、急速進行性腎炎症候群、血尿、蛋白尿、肺出血、喀血、関節腫脹、皮膚潰瘍、横紋筋融解症、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害

上記以外の副作用

めまい、末梢神経異常、過敏症、発疹、蕁麻疹、こむらがえり、好酸球増多、倦怠感、唾液腺肥大、浮腫、味覚異常、味覚減退

メルカゾール錠5mgの用法・用量

  • チアマゾールとして、通常成人に対しては初期量1日30mgを3~4回に分割経口投与する
  • 症状が重症のときは、1日40~60mgを使用する
  • 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する
  • 通常小児に対しては初期量5歳以上~10歳未満では1日10~20mg、10歳以上~15歳未満では1日20~30mgを2~4回に分割経口投与する
  • 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する
  • 通常妊婦に対しては初期量1日15~30mgを3~4回に分割経口投与する
  • 機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する
  • 正常妊娠時の甲状腺機能検査値を低下しないよう、2週間毎に検査し、必要最低限量を投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メルカゾール錠5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メルカゾール錠5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
クマリン系抗凝血剤 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じて血液凝固能が変化
ワルファリンカリウム 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じて血液凝固能が変化
ジギタリス剤 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変動
ジゴキシン 併用開始時・中止時及び病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変動

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