何よりも壊死した組織を切除すること(デブリードマン)が重要である
使用が推奨される治療薬の例
溶連菌感染を疑う場合
ベンジルペニシリン + クリンダマイシン
Clostridium属による感染を疑う場合
ベンジルペニシリン + クリンダマイシン
MRSAの関与が疑われる場合
バンコマイシン + クリンダマイシン
バンコマイシン(点滴)
投薬期間の目安
菌血症がなければ10日間を目安とする。皮膚の所見が良くならない場合は、ただやみくもに投与期間を延長するのではなく膿瘍が残っていないかなど感染の状況を再度把握する必要がある。
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 1000mg/2回 |
50≧CCR≧10 | 1000mg/1回 |
10>CCR | 1000mg/4-7日に1回 |
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糖尿病のある人が感染した場合や院内で感染した場合
バンコマイシン + タゾバクタム・ピペラシリン
バンコマイシン(点滴)
投薬期間の目安
菌血症がなければ10日間を目安とする。皮膚の所見が良くならない場合は、ただやみくもに投与期間を延長するのではなく膿瘍が残っていないかなど感染の状況を再度把握する必要がある。
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 1000mg/2回 |
50≧CCR≧10 | 1000mg/1回 |
10>CCR | 1000mg/4-7日に1回 |
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タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)
投薬期間の目安
菌血症がなければ10日間を目安とする。皮膚の所見が良くならない場合は、ただやみくもに投与期間を延長するのではなく膿瘍が残っていないかなど感染の状況を再度把握する必要がある。
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 4500mg/3-4回 |
50≧CCR≧10 | 2250mg/4回 |
10>CCR | 2250mg/3回 |
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メロペネム
メロペネム + バンコマイシン
バンコマイシン(点滴)
投薬期間の目安
菌血症がなければ10日間を目安とする。皮膚の所見が良くならない場合は、ただやみくもに投与期間を延長するのではなく膿瘍が残っていないかなど感染の状況を再度把握する必要がある。
投与量・回数の目安
腎機能(CCR) | 1回投与量/1日投与回数 |
---|---|
CCR>50 | 1000mg/2回 |
50≧CCR≧10 | 1000mg/1回 |
10>CCR | 1000mg/4-7日に1回 |