◆閉経女性93,676人を対象
50歳~79歳の閉経後女性93,676人のデータを使用して、喫煙、不妊の状態、閉経年齢に関する情報を収集しました。
◆喫煙者、受動喫煙者は非喫煙者に比べ不妊、早期閉経が多い
喫煙者は、非喫煙者に比べて不妊、早期閉経(50歳未満)が多くなっていました。非喫煙ながら高度の受動喫煙にさらされてきた女性でも、非喫煙者に比べ不妊、早期閉経がともに多くなっていました。
喫煙者および受動喫煙者は、不妊のリスクが高くなるという結果でした。
喫煙には、様々な害があると言われていますが、同様に受動喫煙についても害があると考えて、気を付けたほうが良いと思われます。
執筆者
参考文献
Associations between lifetime tobacco exposure with infertility and age at natural menopause: the Women's Health Initiative Observational Study.
Tob Control. 2015 Dec 14
[PMID: 26666428]
※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。