のどのいたみ
喉(のど)の痛み

子どもと大人で喉の痛みに違いはある?

子どもと大人で喉の痛みの原因となる病気に傾向があります。例えば、喉のがんによる喉の痛みはあまり子どもでは起こりません。しかし、溶連菌による喉の痛みは子どもに多いのが特徴になります。

1. 子どもと大人で喉の痛みの原因を比較する

 

子どもの喉を痛くしやすい病気と大人の喉を痛くしやすい病気を比べると、共通する病気もありますが共通しない病気も多いです。

以下に喉の痛みについて子供と大人のどちらが多いのかを比較した表を示します。

 

【子どもの喉の痛みと大人の喉の痛みの原因となる頻度の比較】

 

子ども

大人

ライノウイルス

少ない

多い

インフルエンザ
ウイルス

多い

多い

アデノウイルス

多い

少ない

HIV

非常に
少ない

少ないが
子どもよりは
多い

コクサッキー
ウイルス

多い

少ない

EBウイルス

非常に
多い

若い人には
起こる

溶連菌

多い

少ない

淋菌

非常に
少ない

治らない喉の
痛みに多い

クラミジア

非常に
少ない

治らない喉の
痛みに多い

マイコプラズマ

多い

30代以下に
多い

亜急性
甲状腺

非常に
少ない

30-40代に
多い

喉のがん

非常に
少ない

多い

悪性リンパ腫

少ない

多い

 

上の表は子どもと大人の頻度を比較を記したものですので、少し注意が必要です。

つまり、HIVの患者自体が多くないのでHIVによって喉の痛みが起こることの数は少ないのですが、子どもと比べると大人の方が頻度が高いため「多い」と記しています。

 

さて、上の表を見るとある程度傾向が見えていきます。

次の章でまとめていきます。

 

2. 子どもの喉の痛みに多い原因

 

子どもの喉の痛みに多い原因は以下のものになります。

 

  • 溶連菌感染症
  • インフルエンザウイルス感染症
  • アデノウイルス感染症
  • コクサッキーウイルス感染症(ヘルパンギーナ
  • EBウイルス感染症
  • マイコプラズマ感染症

 

中でも溶連菌感染症が多いことが特徴になります。

溶連菌感染症は治療しないと治らないことと、後遺症を残すことがあるため、非常に重要です。

溶連菌感染症に関しては、溶連菌(溶血性連鎖球菌)感染症ってなんだろう?のページで詳しく説明していますので参考にして下さい。

 

3. 大人の喉の痛みに多い原因

 

大人の喉の痛みに多い原因は以下のものになります。

 

 

この中でも大人の喉の痛みの特徴は、ウイルスの感染が多いことになります。

また、HIV感染症悪性リンパ腫、喉のがんのように決して見逃すことのできない病気も隠れています。

特に喉の痛みが数週間以上続く場合は、医療機関で精密な検査を受けるほうが良いでしょう。