のどのいたみ
喉が痛い(数日以内)

喉にいいものはなに?喉が痛い時の食事:飲み物・食べ物

喉が痛い時は、食べたり飲んだりする刺激でさらに喉の痛みが悪化することがあります。その一方で、喉が痛い時こそ薬を飲んだりものを食べたりする必要があります。この場合はどういったものを食べたら良いのでしょうか?

食べるのを避けたほうが良いものと食べると良いものを説明していきます。

 

1. 食べるのを避けたほうが良いもの

喉が痛い時にこれを食べたり飲んだりすると喉の痛みが悪化するというものがあります。

どんなものを避けるべきなのか以下に説明していきます。

 

辛いもの

 

辛いものを食べると喉の痛みは悪化します。

喉の痛みは、喉に炎症が起こっていることで出現しています。

辛いものを食べるとその炎症を持っている喉をさらに刺激するため、喉の痛みが悪化します。

避けるべき辛いものの代表例は以下になります。

 

  • 唐辛子
  • ハバネロ
  • わさび
  • マスタード

 

辛いものといえば上に挙がったものを思うかべるのは簡単とは思いますが、調味料として思いがけなく料理に混じっていることも多いので、喉が痛いうちは注意して食べ物を選ぶようにして下さい。また、辛いものでなくいても、味の強いものは喉に刺激を与える可能性があるので避けたほうが無難です。

 

酸っぱいもの

 

喉が痛いときには酸っぱいものも喉の痛みを悪化させます。

炎症が起こっている喉を酸っぱいものが刺激することで、喉がさらに痛くなります。

避けるべき酸っぱいものの代表例は以下になります。

 

  • 柑橘系
  • お酢
  • 梅干し

 

これらの食品も思いがけなく食べ物に混じっていることもあるので、喉が痛いうちの食品選びは慎重に行って下さい。また、食べると気持ちがすっきりすることもあり、必ずしも避けなくても良い場合もあります。

しかし、喉の痛みが非常に強いときには、喉を刺激しないように避けるようにしたほうが無難です。

 

炭酸水

 

炭酸水を飲むと喉の痛みが悪化します。

炭酸水も炎症を持った喉を刺激してしまいます。

避けるべき炭酸系飲料は以下のものが代表例になります。

 

  • コーラ
  • ソーダ
  • レモンスカッシュ
  • 炭酸系アルコール飲料(ビール、ハイボールなど)

 

これらは飲むと気持ちが爽やかになるという場合があります。

喉の痛みがそれほど強くない時に飲むとリフレッシュ効果が期待できるので、ケースバイケースの判断にはなります。

 

2. 食べると良いもの

 

喉が痛い時に食べたりのんだりすると喉の痛みが和らぐものがあります。

これを食べることで喉の痛みを早く解消したいものです。

 

生姜

生姜は喉の痛みを和らげてくれることがあります。

どういった効果が期待できるでしょうか?

 

  • 体温が上がることで、感染に対する抵抗力が上昇する
  • 体温が上がることで、感染の原因となっている微生物が増殖しにくくなる
  • 生姜のジンゲロールが血流を増やしてくれることで、感染が早く治るようになる

 

もちろん個人差はありますが、喉が痛い時に試してみる価値はあります。

 

のど飴

のど飴は喉の乾燥を予防する意味で非常に優れています。

中には生薬の含まれているものもあり、喉の炎症を抑える効果も期待できます。

お医者さんが処方するトローチもありますので、喉の痛みが強い人はお医者さんに診てもらう時にトローチについて尋ねてみると良いでしょう。

 

柔らかいもの

 

硬いものを食べると、飲み込む時に喉を刺激してしまいます。

そのため、喉の痛みが強い場合は柔らかいものを食べるようにすると良いでしょう。

ご飯をおかゆにしたりと一工夫することで、喉の痛みが早く治ることが期待できます。

 

ハーブティー

 

ハーブティーには喉の痛みを鎮めてくれる効果のあるものがあります。

カモミールやユーカリ、エキナセアがその代表になりますが、体温を高めたりリラックス効果を発揮することで喉の痛みを和らげます。

 

このページでは喉が痛い時に食べるべきものと避けるべきものを説明しました。

喉の痛い時は、この情報を活かすことで痛みが早く改善するかもしれません。