かゆい「あせも」はどう治す?:薬を使わない治し方と病院受診のタイミング | MEDLEYニュース
2020.07.21 | コラム

かゆい「あせも」はどう治す?:薬を使わない治し方と病院受診のタイミング

こまめに汗を拭き取り、掻かないようにすることが大切です
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蒸し暑い季節になりました。この時期は汗をかきやすく、肘や膝裏などにできた「あせも」に悩まされる人も多いかもしれません。あせもは汗の刺激で皮膚がかぶれることで起こり、ぶつぶつした赤い発疹ができます。強いかゆみの原因になることもあります。

このコラムでは、この時期にあせもで悩まないようにするための対策や受診のタイミングを紹介していきます。

1. 大人でも赤ちゃんでも、汗でむれないようにするのが大事

あせもは汗が原因で起こる発疹であり、汗でむれないにすることが何よりも重要です。具体的には次のような対策があります。

 

【皮膚が汗で蒸れないようにするためにできること】

  • 汗をこまめに拭きとる
  • 汗をかいたらシャワーを浴びる
  • 通気性が良い服を着る
  • 部屋を涼しくして汗をかかないようにする

 

また、あせもは赤ちゃんにできることもあります。赤ちゃんははっきりと症状を伝えられないため、機嫌が悪いと思ったら、あせもが原因ということがあります。赤ちゃんの皮膚は敏感なので、汗を拭き取る時に強くはこすらず、ぬるま湯に浸したタオルで優しく拭いてあげるようにしてください。

 

2. 首、肘、膝裏、腰回りは要注意

あせものできやすい場所を知っておくと対策がしやすいです。あせもができやすい場所としては首、肘、膝裏があります。また、ベルトの当たる腰回りや、おむつのウエスト部分にあせもができることもあります。首、肘、膝裏、腰回りが汗で湿っていると感じたら、こまめに拭き取るようにしてください。

 

3. なるべく掻かないようにする

あせもはかゆみを伴うことが多いです。ただ、あせもはなるべく掻かないようにしてください。掻くことで皮膚に傷ができ、細菌が入ることがあるためです。

もし、掻いた場所が赤く腫れ上がったり、みずぶくれがある場合には、細菌が傷口から入ってしまっている可能性があります(「とびひ」と呼ばれることもあります)。この場合、抗生物質による治療が必要になりますので、皮膚科を受診するようにしてください。

 

子供はどうする?

赤ちゃんや小さいお子さんの場合には、掻いてしまっても皮膚に傷ができないようにこまめに爪を切ってあげるといった対策も有効です。

 

4. 汗でむれない対策をとっても良くならないなら皮膚科受診を

あせもは汗でむれないようすることで、自然によくなっていきます。一方で、あまり改善がない場合には、あせもとは別の皮膚の病気の可能性があります。汗でむれない対策をとっているにも関わらず、1週間以上しても改善が見られない場合には、一度皮膚科のお医者さんの診察を受けることをお勧めします。

 

なお、かゆみが強くてつい掻いてしまう場合には、かゆみ止め成分の入った市販の塗り薬を使うのも助けになります。しかし、汗をこまめに拭いたり、部屋を涼しくして汗でむれないようすることが何よりも重要です。蒸し暑い時期が続きますが、あせもで悩まされない日々を過ごしてください。

 

 

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。