2016.03.21 | ニュース

早く痩せると、リバウンドしやすいか?

肥満成人57人の調査
from Obesity (Silver Spring, Md.)
早く痩せると、リバウンドしやすいか?の写真
(C) aijiro - Fotolia.com

ダイエットをして体重が減っても、すぐにリバウンドしてしまうことがあります。肥満の人が減量する場合、短期間で早く痩せるか、時間をかけてゆっくり痩せるかで、その後の体重再増加に影響を与えるかどうかが調べられました。

◆57人に食事制限

57人の参加者に対して食事制限を行いました。参加者のBMI(体重÷身長の2乗)は28から35と肥満体型でした。彼らは、低カロリー食(1日1250kcal)を12週間続ける(ゆっくり痩せる)グループと、超低カロリー食(1日500kcal)を5週間続ける(早く痩せる)グループに分けられました。その後、それぞれの参加者を追跡し、体重と体成分(筋肉や脂肪など)を調べて、体重再増加への影響について調べました。

 

◆減量後の体重の変化

体重再増加については、両方のグループで差はありませんでした。しかし、食事制限後の除脂肪体重(体脂肪を除いた体重)の減少は、ゆっくり痩せたグループより、早く痩せたグループの方が大きくなりました。

 

減量の早さがリバウンドに関係することはないようですが、早く痩せると体脂肪以外も減るようです。ゆっくり痩せたほうが、体には優しいかもしれません。

執筆者

後藤由佳利

参考文献

The effect of rate of weight loss on long-term weight regain in adults with overweight and obesity.

Obesity (Silver Spring). 2016 Feb.

[PMID: 26813524]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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