2016.01.03 | ニュース

体格指数(BMI)が大きいと、学校の成績は悪いか?

アメリカの高校生の場合
from Pediatric obesity
体格指数(BMI)が大きいと、学校の成績は悪いか?の写真
(C) Jeanette Dietl - Fotolia.com

体格指数(BMI:体重÷身長の2乗)はWHO(世界保健機関)で定めた肥満判定の国際基準です。BMIが22のときを標準体重としています。BMIはさまざまな病気に関係します。ここでは高校生のBMIと学校の成績の関係について調査しました。

 ◆高校生37人に対する調査

高校生37人について調べました。生徒の自己申告による身長と体重からBMIを算出しました。また、生徒たちの睡眠の質と時間を測定しました。学校での成績は、最終学年末テストの実際の結果を使用して評価しました。

 

◆BMIと成績の関係

BMI、起床時間、運動量、眠りについた後の覚醒、覚醒の回数が、成績の悪さと関係していました。一方で、質の良い睡眠は成績の良さと関係していました。

睡眠の質、睡眠時間が同じであれば、BMIが大きいほど、学校の成績が悪いことが分かりました。

 

BMIだけで学校の成績が決まるわけではなく、また太ることが直接の原因になるのか、太りやすい生活習慣と勉強をしないことが関係しているのかは区別できませんが、何かの結果として体型と学校の成績に統計的な関連が見られました。

太り過ぎは健康にもいい影響は与えません。生活習慣を見直し、適度なBMIを保つことが、学校での良い成績にもつながるかもしれません。 

執筆者

後藤由佳利

参考文献

The association between higher body mass index and poor school performance in high school students.

Pediatr Obes. 2015 Oct 21

 

[PMID: 26487517]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。


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