2015.11.06 | ニュース

甘い飲み物をどのくらい飲むと体重は増えるのか?

オーストラリアの研究チームが子ども366人を分析
from The British journal of nutrition
甘い飲み物をどのくらい飲むと体重は増えるのか? の写真
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甘いものをよく飲んでいる子どもが肥満になりやすいことは想像できますが、どの程度の量を飲むと体重が増えるのでしょうか。今回の研究では、甘い飲み物を飲む量と体重の増加量の関連性を検証しました。

◆甘いものを飲む量と体重の増加量の関連性を検証

今回の研究は、糖類の入った甘い飲み物を水かミルクに変えるとどのような効果があるか検証した過去の研究のデータを用いました。データを改めて解析することにより、甘いものを飲む量と体重の増加量の関連性を検証しました。

 

◆甘い飲み物を毎日100g飲むごとに、体重は100g増える

以下の結果が得られました。

甘い飲み物の摂取量が1日あたり100g増加すると、体重は0.10kg(p=0.048)、BMIのZ値は0.06ユニット(p=0.04)増えるという関係が見られた。

1日100gの甘い飲み物を1日100gのミルクに変えることと、体重の増加量(β=-0.16kg、p=0.045)とBMIのZ値の増加量(β=-0.07、p=0.04)に負の関連があった。

1年半の平均で、甘い飲み物の1日あたりの摂取量が100g増えるごとに、体重が100g増えるという結果でした。

 

清涼飲料水など糖分が多い飲み物を少し減らすだけで、体重管理ができるかもしれないという研究結果でした。子どもの肥満を管理する場合に、参考になる値かもしれません。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Replacing sugary drinks with milk is inversely associated with weight gain among young obesity-predisposed children.

Br J Nutr. 2015 Nov

[PMID: 26328600]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。