2015.10.16 | ニュース

母親の体格は子どもの活動量に影響するかもしれない

オランダの研究チームが1,554人の子どもを分析
from The international journal of behavioral nutrition and physical activity
母親の体格は子どもの活動量に影響するかもしれない の写真
(C) Pavel Losevsky - Fotolia.com

子どもの日々の活動量は、親の生活習慣とも関連しているかもしれません。今回の研究は、子どもと両親の体格や活動量が関連しているか検証しました。

◆子どもの体格指数(BMI)と活動量が親のそれと関連しているか検証

3歳から4歳の子ども1,554人を対象にBMI(体重÷身長の2乗)と活動量を測定し、両親のBMIと活動量との関連性を検証しました。

 

◆子どもの活動量に母親のBMIが、両親のBMIに子どものBMIとウエスト周径が関連

以下の結果が得られました。

母親のBMIがより高いことが、子どもの座って活動している時間がより多いこと(r=0.120、p=0.04)、子どもの全活動量および中等度の活動量がより少ないこと(それぞれr=-0.158、p=0.007、r=-0.154、p=0.008)と関連していた。

両親のBMIは、子どものBMI、ウエスト周径と正の相関があった(r=0.20-0.27、p<0.001)。

母親のBMIが高いほうが子どもの活動量が少なく、両親のBMIが高いほうが子どものBMIが高くウエスト周径が大きいという結果でした。

 

今回の研究結果では、両親の体格が子どもの体格や活動量に統計的には有意に関連しているという結果でしたが、その関連の程度を見てみると、関連の強さは低いと解釈できます。一緒に過ごしていると生活習慣も似てくることから、もちろん関連する可能性も否定できませんが、今回の結果ではそこまで気にしなくても良いかもしれません。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Parental correlations of physical activity and body mass index in young children- the GECKO Drenthe cohort.

Int J Behav Nutr Phys Act. 2015 Oct 9

[PMID: 26453436]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。


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