[薬解説, がん治療関連薬]に対する検索結果

  • 消化器がんなどで使用するフルオロウラシルによるDNA合成阻害作用を増強することで、フルオロウラシルの抗腫瘍効果を高める薬
  • リンパ球T細胞上に発現するCTLA-4に結合し、リンパ球T細胞への抑制的調節を遮断することやTreg(制御性T細胞:免疫機能による攻撃が過剰にならないように調節する働きをもつ)の機能低下などを引き起こすことで、腫瘍免疫反応を亢進させ抗腫瘍効果をあらわす薬
    同義語
    免疫チェックポイント阻害薬
  • 骨髄中の顆粒球系(特に好中球)の分化・増殖を促進する作用や好中球機能亢進作用、好中球に対する抗アポトーシス作用などをあらわすG-CSF(顆粒球コロニー形成刺激因子)の製剤で、がん化学療法などによって引き起こされる好中球減少症などに対して使われる薬
  • 薬の解説
    PARP(poly ADP-ribose polymerase)というDNA修復、細胞死および分化制御などに関与している物質の働きを阻害し、細胞増殖に必要なDNAの修復を妨げ細胞死を誘導することで抗腫瘍効果をあらわす薬
    同義語
    ポリアデノシン5’二リン酸リボースポリメラーゼ阻害剤