処方薬
ピロニック錠100mg
先発
ピロニック錠100mgの基本情報
ピロニック錠100mgの概要
商品名 | ピロニック錠100mg |
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一般名 | 尿素(13C)錠 |
薬価・規格 | 1964.4円 (100mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 住友ファーマ |
YJコード | 7290005F1029 |
レセプト電算コード | 610462013 |
識別コード | P661 |
ピロニック錠100mgの主な効果と作用
- ヘリコバクター・ピロリ菌の感染を診断するお薬です。
ピロニック錠100mgの用途
ピロニック錠100mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
白血球増多、ALP上昇、γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、尿蛋白、尿潜血、血尿、総コレステロール上昇
ピロニック錠100mgの用法・用量
- 通常、成人には尿素(13C)として100mg(1錠)を空腹時に1回経口投与する
- [標準的な13C-尿素呼気試験法](1). 本剤服用前に呼気を採取する
- (2). 本剤(1錠)を、水約50mLとともに空腹時に服用する
- ただし、錠剤をつぶしたり、口腔内で噛み砕いたり、水に溶解したりせず、そのまま速やかに服用する
- (3). 服用後直ちに口腔内を水で2~3回うがいをして吐き出し、口腔内に残存する尿素(13C)を排除する
- (4). 水でうがいの後は左側臥位の姿勢を5分間保ち、その後は座位の姿勢を保つ
- (5). 本剤服用後所定の時間に呼気を採取する
- (6). 服用前と服用後の呼気中13CO2(13CO2/12CO2比)を測定し、その変化量(Δ13CO2‰)を算出し、判定する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 服用後の至適な呼気採取時間及び判定基準本剤服用後の呼気採取時間は、呼気中13CO2の測定方法により異なる
- 質量分析法:服用10分後に呼気採取し、Δ13CO2‰が3.0‰以上の場合は、H.pylori感染陽性と判定する
- 赤外分光法:服用15分後に呼気採取し、Δ13CO2‰が6.0‰以上の場合は、H.pylori感染陽性と判定する
- なお、赤外分光法で1.8%(2例/113例)の割合で偽陽性あるいは偽陰性が生じたので、測定値がカットオフ値近辺であった場合は、別の検査法も参考にすることが望ましい
- また、赤外分光法においては、呼気中のCO2濃度が低い場合、Δ13CO2値の再現性が乏しくなることがあり、低値領域では判定に影響することがあるので注意すること
- 7.2. 感染診断実施上の留意事項13C-尿素呼気試験法の判定結果は、オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール等のプロトンポンプインヒビター(PPI)の服用中や中止直後、アモキシシリン、クラリスロマイシン、テトラサイクリン等の抗生物質の服用中や中止直後、メトロニダゾールの服用中や中止直後、ビスマス製剤の服用中や中止直後及び抗ウレアーゼ活性のあるエカベトの服用中や中止直後等のヘリコバクター・ピロリに対する静菌作用を有する薬剤の服用中や中止直後では、偽陰性になる可能性があるため、除菌前及び除菌後の感染診断の実施にあたっては、当該静菌作用を有する薬剤投与中止又は終了後2週間以上経過していること
- 7.3. 除菌後の感染診断(除菌判定)除菌判定については、除菌治療薬剤投与終了後4週以降の時点で実施すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ピロニック錠100mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください