処方薬
フェリセルツ散20%
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フェリセルツ散20%の基本情報

フェリセルツ散20%の概要

商品名 フェリセルツ散20%
一般名 クエン酸鉄アンモニウム散
薬価・規格 805.7円 (600mg1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 大塚製薬
YJコード 7290004B1030
レセプト電算コード 620004563
添付文書PDFファイル

フェリセルツ散20%の主な効果と作用

  • MRI検査に用いるお薬です。

フェリセルツ散20%の用途

  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の消化管造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の胃造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の空腸造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の十二指腸造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の胆道膵管撮影時の消化管陰性造影

フェリセルツ散20%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、発赤、蕁麻疹、全身発疹、アレルギー反応、下痢、胸やけ、肩痛、血清鉄低下、血清フェリチン増加

上記以外の副作用

血小板増多、総ビリルビン上昇、血清カリウム上昇、胃部不快感、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、食欲低下

フェリセルツ散20%の用法・用量

  • 〈消化管(胃、十二指腸、空腸)造影〉通常、成人にはクエン酸鉄アンモニウムとして600mg(1包)を300mLの水に溶かし経口投与する
    • なお、必要に応じて1200mg(2包)まで増量する
  • 〈胆道膵管撮影時の消化管陰性造影〉通常、成人にはクエン酸鉄アンモニウムとして1200mg(2包)を150mLの水に溶かし経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)〈胆道膵管撮影時の消化管陰性造影〉1.5T(磁場強度)以上のMRI機器を使用しTE(エコー時間)500msec以上の条件で撮像することが望ましい(第3相試験における撮像条件)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フェリセルツ散20%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フェリセルツ散20%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 作用が減弱
塩酸テトラサイクリン<服用> 作用が減弱
塩酸ミノサイクリン<服用> 作用が減弱
塩酸ドキシサイクリン<服用> 作用が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 作用が減弱
レボフロキサシン<経口> 作用が減弱
トシル酸トスフロキサシン<服用> 作用が減弱
塩酸シプロフロキサシン<服用> 作用が減弱
セフジニル<経口> 作用が減弱

フェリセルツ散20%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    薬価 805.7円 (600mg1包)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 散
    製造会社 大塚製薬
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