処方薬
プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」
後発

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の基本情報

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の概要

商品名 プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」
一般名 プロチレリン酒石酸塩2mg1mL注射液
薬価・規格 1735.0円 (2mg1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 日医工
YJコード 7223401A3115
レセプト電算コード 621792902
添付文書PDFファイル

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の主な効果と作用

  • 歩行や体の動きをよくし、会話などの日常動作を改善するお薬です。
  • 頭の外傷や出血などによる意識障害を改善するお薬です。
  • 脳細胞の代謝をよくし、脳の働きを改善する働きがあります。

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の用途

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

脈拍数変動、熱感、顔面潮紅感、動悸、胸部圧迫感、血圧変動、悪心、心窩部不快感、嘔吐、食欲不振、腹痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック様症状、一過性血圧低下、意識喪失、痙攣、下垂体卒中、頭痛、視力障害、視野障害、血小板減少

上記以外の副作用

口渇、異味感、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、貧血、白血球減少、興奮、多弁、眩暈、しびれ感、振戦、不安、不眠、過敏症、発疹、そう痒、尿意、発熱、発汗、悪寒、倦怠感、脱力感、咽頭違和感、浮腫、排尿障害、乳房腫大、乳汁分泌

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の用法・用量

  • 1.遷延性意識障害の場合(但し、昏睡、半昏睡を除く):疾患に応じて、次記の用量を1日1回10日間静注又は点滴静注する
  • 静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5~10mLに希釈して、徐々に注射する
  • 1).頭部外傷:1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732~2.92mg(プロチレリンとして0.5~2mg)
  • 2).クモ膜下出血(但し、意識障害固定期間3週以内):1回プロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)
  • 2.脊髄小脳変性症の場合:1日1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732~2.92mg(プロチレリンとして0.5~2mg)を筋肉内又は静脈内に注射するが、重症例にはプロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)を注射する
  • 2~3週間連日注射した後、2~3週間の休薬期間をおく
  • 以後、これを反復するか、週2~3回の間欠注射を行う
  • 静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5~10mLに希釈して、徐々に注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
甲状腺ホルモン剤 TRHに対するTSH分泌反応が変化
抗甲状腺剤 TRHに対するTSH分泌反応が変化
副腎皮質ホルモン剤 TRHに対するTSH分泌反応が変化

プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」と主成分が同じ薬

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プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」に関係する解説

脊髄小脳変性症治療薬(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン製剤)

  • プロチレリン酒石酸塩注射液2mg「日医工」は、脊髄小脳変性症治療薬(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン製剤)に分類される。
  • 脊髄小脳変性症治療薬(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン製剤)とは、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)を元に造られた製剤で体内でTRHの中枢神経系への作用により小脳運動失調症状を改善する薬。

脊髄小脳変性症治療薬(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン製剤)の代表的な商品名

  • セレジスト
  • ヒルトニン
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