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イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」
後発

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の基本情報

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の概要

商品名 イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」
一般名 イオプロミドキット
薬価・規格 4656.0円 (76.89%80mL1筒)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
注射薬 > キット類 > キット類のアイコン
製造会社 バイエル薬品
YJコード 7219418G5040
レセプト電算コード 621929003
添付文書PDFファイル

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の主な効果と作用

  • 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする造影剤です。
  • 非イオン性造影剤です。病気の状態や組織の様子を検査するために用います。

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の用途

  • 胸部血管撮影
  • 腹部血管撮影
  • 血管心臓撮影
  • 四肢血管撮影
  • 静脈性尿路撮影
  • コンピューター断層撮影の造影
  • ディジタルX線撮影法の動脈性血管撮影
  • ディジタルX線撮影法の静脈性血管撮影

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、蕁麻疹、発疹、そう痒感、丘疹、血圧低下、咳、頭痛、悪心、嘔吐、発熱

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、遅発性ショック、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止、アナフィラキシー、チアノーゼ、咽頭浮腫、喉頭浮腫、眼瞼浮腫、顔面浮腫、気管支喘息様発作、遅発性アナフィラキシー、急性腎障害、慢性腎不全、肺水腫、痙攣発作、心室細動、血小板減少、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、ショックを伴わない意識障害、意識障害、麻痺、せん妄、錯乱、健忘症、精神神経系症状、脳血管障害、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、皮膚障害、造影剤脳症、失語、皮質盲、中枢神経症状

上記以外の副作用

浮腫、動悸、血圧上昇、不整脈、鼻閉、嗄声、一過性盲、視力障害、振戦、しびれ感、脱力感、あくび、甲状腺機能低下症、気分不良、冷感、胸内苦悶、眼充血、味覚障害、熱感、胸部不快感、疼痛、悪寒、腫脹、冷汗、膨疹、顔面紅斑、発赤、皮膚潮紅、頻脈、くしゃみ過多、咽頭異和感、喉頭異和感、頭重感、ボーとした感じ、気の遠くなる感じ、ふらつき、めまい、羞明感、霧視、胃不快感、腹痛、心窩部不快感、苦味

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の用法・用量

  • 通常、成人1回次記量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減するが、複数回投与する場合の総投与量は260mLまでとする
  • 1). 血管心臓撮影:3~40mL
  • 2). 胸部血管撮影:5~50mL
  • 3). 腹部血管撮影:5~50mL
  • 4). 四肢血管撮影:10~40mL
  • 5). ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影:20~40mL
  • 6). ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影:3~30mL
  • 7). コンピューター断層撮影における造影:50~100mL
  • 8). 静脈性尿路撮影:50~100mL
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • ヨードに過敏症
    • 一般状態の極度に悪い
    • 褐色細胞腫
    • 気管支喘息
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心障害
    • 重篤な腎障害
    • 多発性骨髄腫
    • テタニー
    • マクログロブリン血症
    • 多発性骨髄腫で脱水症状
    • パラガングリオーマ
    • アレルギー
    • 急性膵炎
    • 高血圧症
    • 蕁麻疹
    • 脱水症状
    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 発疹
    • 薬物過敏症
    • 肝機能低下<重篤な肝障害を除く>
    • 腎機能低下<重篤な腎障害を除く>
    • 甲状腺疾患<重篤な甲状腺疾患を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ビグアナイド系製剤 乳酸アシドーシス
塩酸メトホルミン 乳酸アシドーシス
ブホルミン塩酸塩 乳酸アシドーシス

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