処方薬
イオヘキソール350注50mL「FF」
後発

イオヘキソール350注50mL「FF」の基本情報

イオヘキソール350注50mL「FF」の概要

商品名 イオヘキソール350注50mL「FF」
一般名 イオヘキソール注射液
薬価・規格 2596.0円 (75.49%50mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 武田テバファーマ
YJコード 7219415H4097
レセプト電算コード 621535602
添付文書PDFファイル

イオヘキソール350注50mL「FF」の主な効果と作用

  • 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする造影剤です。
  • 非イオン性造影剤です。病気の状態や組織の様子を検査するために用います。

イオヘキソール350注50mL「FF」の用途

  • 大動脈撮影
  • 肺動脈撮影
  • 血管心臓撮影
  • 四肢血管撮影
  • 小児血管心臓撮影
  • 静脈性尿路撮影
  • 選択的血管撮影
  • 小児肺動脈撮影
  • コンピューター断層撮影の造影
  • ディジタルX線撮影法の静脈性血管撮影

イオヘキソール350注50mL「FF」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、浮腫、発疹、充血、蕁麻疹、発赤、潮紅、血圧低下、熱感、血圧上昇、頻脈

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、遅発性ショック、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止、アナフィラキシー、咽頭浮腫、喉頭浮腫、遅発性アナフィラキシー、腎不全、急性腎障害、痙攣発作、肺水腫、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、心室細動、冠動脈攣縮、皮膚障害、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発熱、紅斑、小膿疱、そう痒感、眼充血、口内炎、血小板減少、意識障害、ショックを伴わない意識障害、麻痺、一過性麻痺、造影剤脳症、失語、皮質盲、中枢神経症状、アレルギー反応に伴う急性冠症候群

上記以外の副作用

徐脈、不整脈、顔面蒼白、動悸、チアノーゼ、咳、くしゃみ、咽頭不快感、喉頭不快感、鼻閉、喘息発作、頭痛、眩暈、目のかすみ、脱力感、一過性盲、視力障害、眠気、傾眠、健忘、悪心、嘔吐、腹痛、口渇、下痢、甲状腺機能低下症、倦怠感、悪寒、胸内苦悶感、冷汗、関節痛、発汗

イオヘキソール350注50mL「FF」の用法・用量

  • 1回、次記の量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する
  • 1.血管心臓撮影:1).心腔内撮影:20~40mL
  • 2).冠状動脈撮影:3~8mL
  • 3).肺動脈撮影:20~40mL
  • 2.大動脈撮影:30~50mL
  • 3.選択的血管撮影:5~50mL
  • 4.四肢血管撮影:10~50mL
  • 5.ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影:20~50mL
  • 6.コンピューター断層撮影における造影:40~100mL[50mL以上投与するときは点滴とする]
  • 7.静脈性尿路撮影:40mL
  • 小児血管心臓撮影の場合には、1回、次記の量を使用する
    • なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する
  • 1.心腔内撮影:0.5~2.0mL/kg体重
  • 2.冠状動脈撮影:2.0~4.0mL
  • 3.肺動脈撮影:0.5~2.0mL/kg体重
  • 4.上行大動脈撮影:0.5~2.0mL/kg体重
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イオヘキソール350注50mL「FF」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • ヨードに過敏症
    • 一般状態の極度に悪い
    • 褐色細胞腫
    • 気管支喘息
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心障害
    • 重篤な腎障害
    • 多発性骨髄腫
    • テタニー
    • 無尿
    • マクログロブリン血症
    • 多発性骨髄腫で脱水症状
    • アレルギー
    • 急性膵炎
    • 高血圧症
    • 甲状腺疾患
    • 腎機能低下
    • 蕁麻疹
    • 脱水症状
    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 発疹
    • 薬物過敏症
    • 肝機能低下

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イオヘキソール350注50mL「FF」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ビグアナイド系製剤 乳酸アシドーシス
塩酸メトホルミン 乳酸アシドーシス
ブホルミン塩酸塩 乳酸アシドーシス

イオヘキソール350注50mL「FF」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る