処方薬
リピオドール480注10mL
リピオドール480注10mLの基本情報
リピオドール480注10mLの概要
商品名 | リピオドール480注10mL |
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一般名 | ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル注射液 |
薬価・規格 | 25792.0円 (10mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | ゲルベ・ジャパン |
YJコード | 7211404X1037 |
レセプト電算コード | 621176405 |
リピオドール480注10mLの主な効果と作用
- 画像検査時に画像を鮮明化し、検査をしやすくする
造影 剤です。 - 病気の状態や組織の様子を検査するために用います。
- 医薬品などの調製に用いるお薬です。
リピオドール480注10mLの用途
リピオドール480注10mLの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発熱、肺脂肪塞栓像、皮膚炎、くしゃみ、喀痰、チアノーゼ、油性剤の残留、出血、感染症、潰瘍、発疹
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、肺炎、血栓塞栓症、脳塞栓、肺塞栓、心筋障害、うっ血性心不全、骨髄抑制、汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、出血傾向、致命的感染症、敗血症、消化管出血、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、肝障害、胆道障害、肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、門脈塞栓、脾梗塞
上記以外の副作用
せき、腹痛、食欲不振、下痢、疼痛、リンパ管炎<一過性>、甲状腺機能低下症、胸痛、熱感、異物肉芽腫、心電図異常、不整脈、頻脈、過敏症、紅斑、発赤、蕁麻疹、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、腎機能異常、BUN上昇、悪心、嘔吐、口内炎、食道炎、胃炎、高度脱毛、皮膚色素沈着、皮膚そう痒症、皮膚びらん、皮膚潰瘍、皮膚障害、皮膚壊死、倦怠感、しびれ、頭痛、耳痛、耳鳴、不眠、意識障害、知覚異常、口腔内異和感、頻尿、血尿、悪寒、顔面浮腫、血圧低下、ほてり、嚥下障害、一過性麻痺、粘膜壊死、背部痛、菌血症
リピオドール480注10mLの用法・用量
- 〈リンパ系撮影〉本剤を皮膚直下の末梢リンパ管内に注入する
- 用量はヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルとして、通常、上腕片側5~6mL、下肢片側10mLである
- 注入速度は毎分0.3~0.5mL程度が望ましい
- 〈子宮卵管撮影〉用時医師が定める
- ただしヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルとして、通常、5~8mLを200mmHg以下の圧で注入することを原則とし、症状により適宜増減する
- 〈医薬品又は医療機器の調製〉本剤を適量とり、医薬品又は医療機器の調製に用いる
- (用法及び用量に関連する注意)〈医薬品又は医療機器の調製〉次記の医薬品又は医療機器の電子添文を必ず確認すること:注射用エピルビシン塩酸塩、中心循環系血管内塞栓促進用補綴材 ヒストアクリル
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
リピオドール480注10mLの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください