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ペガシス皮下注45μg
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ペガシス皮下注45μgの基本情報

ペガシス皮下注45μgの概要

商品名 ペガシス皮下注45μg
一般名 ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え)注射液
薬価・規格 7403.0円 (45μg0.5mL1瓶)
薬の形状
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製造会社 中外製薬
ブランド ペガシス皮下注90μg 他
YJコード 6399419A3025
レセプト電算コード 622264301
添付文書PDFファイル

ペガシス皮下注45μgの主な効果と作用

  • 体がB型、C型肝炎ウイルスを排除しようとするのを助け、肝臓の働きを改善させるお薬です。
  • インターフェロン製剤です。抗ウイルス作用、免疫増強作用などの働きがあります。
  • 病気に対する抵抗力を高め、また、病気の原因となるウイルスの増殖をおさえ、症状の進行をおさえる働きがあります。
  • リバビリンと一緒に使用することによりC型肝炎ウイルスの増殖をおさえ、肝臓の機能を改善させる働きがあります。

ペガシス皮下注45μgの用途

  • B型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善
  • C型代償性肝硬変のウイルス血症の改善

ペガシス皮下注45μgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、頭痛、倦怠感、そう痒、血小板数減少、好中球数減少、ヘモグロビン減少、咳嗽、潰瘍、紅斑、関節痛

起こる可能性のある重大な副作用

貧血、ヘモグロビン減少<8g/dL未満>、ヘモグロビン減少<8以上9.5g/dL未満>、ヘモグロビン減少<9.5以上11g/dL未満>、赤血球減少<250万/μL未満>、血小板減少、肝炎、間質性肺炎、肺炎、肺浸潤、呼吸困難、うつ病、自殺念慮、自殺企図、躁状態、攻撃的行動、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性、汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少<2000/μL未満>、血小板減少<50000/μL未満>、赤芽球癆、血栓性血小板減少性紫斑病、TTP、溶血性尿毒症症候群、HUS、腎不全、肝炎増悪、肝機能障害、黄疸、著しいトランスアミナーゼ上昇、ALT≧500IU/L、自己免疫現象、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、SLE、血管炎、フォークト・小柳・原田病、自己抗体陽性化、心筋症、心不全、狭心症、不整脈、心室性頻脈、心筋梗塞、心内膜炎、敗血症、易感染性、脳出血、脳梗塞、肺塞栓症、意識障害、痙攣、てんかん発作、見当識障害、昏睡、譫妄、錯乱、幻覚、認知症様症状、糖尿病、糖尿病増悪、1型糖尿病、1型糖尿病増悪、2型糖尿病、2型糖尿病増悪、甲状腺機能亢進、甲状腺機能亢進増悪、甲状腺機能低下、甲状腺機能低下増悪、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、多形紅斑、皮膚障害、乾癬、乾癬増悪、急性腎障害、ネフローゼ症候群、消化管出血、下血、血便、消化性潰瘍、虚血性大腸炎、ショック、網膜症、網膜出血、糖尿病網膜症増悪、重度貧血、再生不良性貧血、心膜炎

上記以外の副作用

食欲減退、下痢、軟便、睡眠障害、不眠症、脱毛症、皮膚そう痒症、発疹、皮膚炎、白血球数減少、リンパ球数減少、ヘマトクリット減少、赤血球数減少、ALT上昇、GPT上昇、AST上昇、炎症、注射部位反応、刺激感、挫傷、疼痛、硬結、腫脹、視力低下、筋痛、悪寒、嘔気、口内炎、口腔内潰瘍、腹部不快感、不快感、便秘、嘔吐、味覚異常、口渇、歯肉出血、腹部膨満、歯痛、胃炎、口唇炎、消化不良、歯肉炎、歯周炎、舌炎、口内乾燥、嚥下障害、背部痛、筋硬直、骨格硬直、四肢痛、筋骨格痛、筋痙攣、頚部痛、筋脱力、関節炎、関節硬直、眩暈、感覚減退、異常感覚、異常感、傾眠、気分変動、集中力低下、末梢性ニューロパシー、記憶障害、知覚過敏、顔面神経障害、健忘、失神、振戦、神経過敏、湿疹、蕁麻疹、皮膚乾燥、多汗、皮下出血、皮膚白癬、皮脂欠乏性湿疹、中毒性皮疹、寝汗、光線過敏症、リンパ球数増加、好酸球数増加、PTT延長、動悸、高血圧、胸痛、潮紅、γ-GTP上昇、LDH上昇、脂肪肝、Al-P上昇、ビリルビン上昇、蛋白尿陽性、血尿陽性、頻尿、排尿障害、BUN上昇、咽喉頭痛、鼻炎、咽頭炎、鼻漏、鼻出血、咽頭不快感、喀痰、咽頭紅斑、くしゃみ、鼻閉、扁桃炎、嗄声、網膜微小循環障害、網膜滲出物、網膜動脈血栓症、網膜静脈血栓症、硝子体浮遊物、乳頭浮腫、浮腫、視野欠損、眼炎症、結膜炎、眼痛、眼精疲労、疲労、結膜充血、眼異常感、眼そう痒症、眼乾燥、霧視、トリグリセリド上昇、感染症、細菌感染症、真菌感染症、ウイルス感染症、感染症増悪、細菌感染症増悪、真菌感染症増悪、ウイルス感染症増悪、電解質異常、カルシウム異常、リン異常、熱感、体重減少、TSH上昇、CRP上昇、冷感、血糖上昇、T4上昇、T4減少、T3上昇、T3減少、耳鳴、耳閉感、尿路感染、胸部不快感、血清総蛋白増加、血清総蛋白減少、TSH減少、血中アルブミン減少、リンパ節症、月経異常、アレルギー性鼻炎、外耳炎、痔核、耳痛、難聴、中耳炎、無力症、慢性甲状腺炎、サルコイドーシス、舌痛、筋骨格硬直、神経痛、嗅覚錯誤、脂漏性皮膚炎、尿路結石、気管支炎、副鼻腔炎、角膜炎、痔出血、インフルエンザ様症状、脱力、膵炎、腹痛、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇、筋炎、骨痛、悪夢、性欲減退、嗜眠、胆管炎、角膜潰瘍、勃起機能不全、舌色素沈着、接触性皮膚炎、尿糖陽性

ペガシス皮下注45μgの用法・用量

  • 1.リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:使用にあたっては、HCV-RNAが陽性であることを確認したうえで行う
  • ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)1回90μg(インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として)を週1回、皮下に投与する
  • 本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行う
  • 2.B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善:使用にあたっては、HBV-DNA量の測定等によりウイルスの増殖を確認したうえで行う
  • ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)1回90μg(インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として)を週1回、皮下に投与する
    • なお、年齢、HBV-DNA量等に応じて、1回の投与量を180μgとすることができる
  • 本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行う
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ペガシス皮下注45μgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 間質性肺炎
    • 自己免疫性肝炎
    • 小柴胡湯投与中
    • 生物学的製剤に対し過敏症
    • 自己免疫疾患
    • アレルギー
    • 痙攣発作
    • 高血圧症
    • 骨髄機能抑制
    • 心疾患
    • 耐糖能障害
    • 糖尿病
    • 中枢・精神神経障害
    • 重度肝機能障害
    • 自己免疫疾患素因
    • 自己免疫疾患<自己免疫性肝炎を除く>
    • 自己免疫疾患<自己免疫性肝炎を除く>素因
    • 重度腎機能障害
    • 投与開始前の臨床検査値が投与基準に近い
    • 好中球数低下
    • 重度の副作用

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ペガシス皮下注45μgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
小柴胡湯 間質性肺炎
テオフィリン 血中濃度が高まる、AUCが約25%増加
アンチピリン 血中濃度が高まる
免疫抑制剤 効果が弱まる

ペガシス皮下注45μgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 15581.0円 (180μg1mL1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 中外製薬
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  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 8842.0円 (90μg1mL1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 中外製薬
    先発
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 7403.0円 (45μg0.5mL1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 中外製薬
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