処方薬
イムノマックス-γ注100

イムノマックス-γ注100の基本情報

イムノマックス-γ注100の概要

商品名 イムノマックス-γ注100
一般名 インターフェロンガンマ-1a(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 8699.0円 (100万国内標準単位1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 共和薬品
ブランド イムノマックス-γ注100 他
YJコード 6399408F4020
レセプト電算コード 640453025
添付文書PDFファイル

イムノマックス-γ注100の主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • インターフェロン製剤です。抗ウイルス作用、免疫増強作用などの働きがあります。
  • 病気に対する抵抗力を高め、また、病気の原因となるウイルスの増殖をおさえ、症状の進行をおさえる働きがあります。
  • 体の免疫力を高めるお薬です。
  • 悪性リンパ腫を治療するお薬です。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

イムノマックス-γ注100の用途

イムノマックス-γ注100の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、インフルエンザ様症状、悪寒、戦慄、全身倦怠感、貧血、AST上昇、ALT上昇、食欲不振、悪心、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

白血球減少、血小板減少、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、呼吸器症状、重篤なうつ状態、不眠、不安、焦燥、心不全、糖尿病、糖尿病増悪、ショック、自殺企図、躁状態、攻撃的行動、急性腎障害、汎血球減少、自己免疫現象、肝炎、潰瘍性大腸炎悪化

上記以外の副作用

過敏症、顔面潮紅、そう痒感、蕁麻疹、頭痛、関節痛、筋肉痛、総蛋白減少、LDH上昇、Al-P上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、尿量減少、血清ナトリウム減少、血清カリウム変動、血清カルシウム変動、見当識障害、眠気、めまい、ふらつき、振戦、血圧変動、動悸、下痢、口内炎、腫脹、発汗、浮腫、ビリルビン上昇、コレステロール上昇、トリグリセライド上昇、尿沈渣異常、血清クロール減少、心電図異常、頻脈、疼痛、胸部圧迫感

イムノマックス-γ注100の用法・用量

  • (1). 腎癌生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液等に溶解し、1法又は2法により点滴静注する
  • 1法:連日投与通常、成人には1日1回200万~300万国内標準単位/㎡(体表面積)を連日投与する
  • 2法:間欠投与通常、成人には1日1回1000万国内標準単位/㎡(体表面積)を5日間連日投与し、9日間休薬する
  • これを2回繰り返す
  • その後、1日1回1000万国内標準単位/㎡(体表面積)を隔日3回投与し、9日間休薬する
  • これを2回以上繰り返す
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (2). 慢性肉芽腫症に伴う重症感染の頻度と重篤度の軽減通常、1日1回25万国内標準単位/㎡(体表面積)を週1~3回皮下注射する
    • なお、安全性からみて前記投与量の継続が困難と判断されたときは適宜減量又は中止する
  • 1回25万国内標準単位/㎡(体表面積)を超える高用量の投与は望ましくない
  • 前記の投与量を超える用量を投与した場合の安全性及び有効性は確立されていない
  • (3). 菌状息肉症、セザリー症候群通常、成人には1日1回200万国内標準単位を生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液等に溶解し、週5回点滴静注する
  • 効果が不十分な場合には、1日1回400万国内標準単位を上限として増量できる
    • なお、患者の状態により適宜減量する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イムノマックス-γ注100の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 生物学的製剤に対し過敏症
    • 自己免疫疾患
    • アレルギー
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎障害
    • 心疾患
    • 精神神経障害
    • 薬物過敏症
    • 高度血小板減少
    • 高度白血球減少
    • 自己免疫疾患素因
    • セザリー症候群の内臓病変
    • 菌状息肉症の内臓病変

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イムノマックス-γ注100の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
合成抗菌剤 骨髄抑制作用を増強
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 骨髄抑制作用を増強

イムノマックス-γ注100と主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 8699.0円 (100万国内標準単位1瓶(溶解液付))
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 共和薬品
  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 4536.0円 (50万国内標準単位1瓶(溶解液付))
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 共和薬品
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イムノマックス-γ注100に関係する解説

インターフェロン製剤(がん治療薬として使用する製剤)

  • イムノマックス-γ注100は、インターフェロン製剤(がん治療薬として使用する製剤)に分類される。
  • インターフェロン製剤(がん治療薬として使用する製剤)とは、インターフェロンによる免疫反応を介した間接的な腫瘍細胞への細胞障害性などにより抗腫瘍効果をあらわす薬。

インターフェロン製剤(がん治療薬として使用する製剤)の代表的な商品名

  • スミフェロンDS
インターフェロン製剤(がん治療薬として使用する製剤)についての詳しい解説を見る