処方薬
イムシスト膀注用81mg
先発

イムシスト膀注用81mgの基本情報

イムシスト膀注用81mgの概要

商品名 イムシスト膀注用81mg
一般名 乾燥BCG膀胱内用(コンノート株)
薬価・規格 17656.9円 (81mg1瓶(溶解液付))
薬の形状
外用薬 > その他 > その他
外用薬 > その他 > その他のアイコン
製造会社 サノフィ
YJコード 6391701X1030
レセプト電算コード 620008413
添付文書PDFファイル

イムシスト膀注用81mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の傷害を促す働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

イムシスト膀注用81mgの用途

イムシスト膀注用81mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頻尿、排尿痛、血尿、発熱、倦怠感、排尿困難、尿中白血球増加、尿中赤血球増加、潜血反応陽性、尿蛋白陽性、播種性BCG感染

起こる可能性のある重大な副作用

間質性肺炎、胸部X線異常、肝機能検査異常、BCG感染、局所性BCG感染、異所性BCG感染、敗血症、低血圧、播種性血管内凝固、呼吸不全、敗血症ショック、肺炎、肝炎、インフルエンザ様症状、48時間以上持続する発熱、39℃以上の高熱、反復投与により悪化する全身症状、持続的な肝機能検査値異常、2~3日以上持続する精巣上体炎、精巣炎、前立腺炎、動脈瘤での異所性BCG感染、動脈移植片での異所性BCG感染、全身性過敏症反応、呼吸困難、チアノーゼ、アナフィラキシーショック、咳嗽、皮疹、アナフィラキシー様症状、萎縮膀胱、ライター症候群、関節炎、眼症状、結膜炎、虹彩炎、角膜炎、ぶどう膜炎、網膜炎、尿道炎、腎不全

上記以外の副作用

低酸素血症、膀胱刺激症状、残尿感、排尿不快感、尿道痛、混濁尿、切迫尿失禁、尿糖陽性、食欲不振、下腹部痛、下痢、下腹部圧迫感、関節痛、筋肉痛、下肢浮腫、皮膚そう痒感、白血球増多、好酸球増多、単球増多、好中球減少、好中球増多、リンパ球増多、リンパ球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、赤血球減少、ALT上昇、γ-GTP上昇、AST上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝機能異常、アレルギー性肝炎、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、腎機能異常、腎膿瘍、頭痛、悪寒、血清蛋白低下、熱感、発汗、精巣上体炎、膀胱炎、膀胱タンポナーデ、尿閉、発疹、蕁麻疹

イムシスト膀注用81mgの用法・用量

  • 本品1バイアル(81mg)に添付溶解液3mLを加えて均一な懸濁液とし、これを日局生理食塩液40mLで更に希釈し、均一なBCG希釈液を調製する
  • 1.表在性膀胱癌、膀胱上皮内癌:尿道カテーテルを膀胱に無菌条件下に挿入し、残尿を排出後にBCG希釈液を緩徐に注入し、可能な限り2時間膀胱内に保持するよう努める
  • これを週1回8週間繰り返す
  • 2.表在性膀胱癌:尿道カテーテルを膀胱に無菌条件下に挿入し、残尿を排出後にBCG希釈液を緩徐に注入し、可能な限り2時間膀胱内に保持するよう努める
  • これを経尿道的膀胱腫瘍切除術後、少なくとも14日間の間隔をあけて、週1回6週間繰り返し、更に本剤投与開始日から3、6、12、18カ月後にそれぞれ週1回3週間繰り返す
    • なお、患者の状態に応じて適宜休薬する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イムシスト膀注用81mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 悪性リンパ腫
    • AIDS
    • 白血病
    • 免疫抑制状態
    • HIVキャリア
    • 活動性の結核症
    • 肉眼的血尿
    • 後天性免疫不全
    • 先天性免疫不全
    • 免疫抑制剤投与中
    • 免疫抑制量のステロイド剤投与中
    • BCG全身性過敏症反応
    • 原因が特定されていない熱性疾患
    • 細菌性尿路感染症
    • 抗癌療法
    • 結核
    • 血管手術
    • 薬剤アレルギー
    • ツベルクリン反応強陽性
    • VUR
    • 膀胱尿管逆流現象
    • 膀胱容量の少ない
    • 他の疾患のため抗菌剤療法を行っている

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イムシスト膀注用81mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
免疫抑制剤 播種性BCG感染、本剤の効果が減弱
副腎皮質ホルモン剤 播種性BCG感染、本剤の効果が減弱
細胞障害作用のある薬剤 播種性BCG感染、本剤の効果が減弱
抗生物質 本剤の効果が減弱

イムシスト膀注用81mgと主成分が同じ薬

  • 外用薬 > その他 > その他のアイコン
    薬価 17656.9円 (81mg1瓶(溶解液付))
    薬の形状 外用薬 > その他 > その他
    製造会社 サノフィ
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る