処方薬
ヌーイック静注用3000
先発
ヌーイック静注用3000の基本情報
ヌーイック静注用3000の概要
商品名 | ヌーイック静注用3000 |
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一般名 | シモクトコグアルファ(遺伝子組換え)注射用 |
薬価・規格 | 207370.0円 (3,000国際単位1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | 藤本製薬 |
YJコード | 6343457D6020 |
レセプト電算コード | 629913301 |
ヌーイック静注用3000の主な効果と作用
- 血液凝固第8因子などを含む製剤です。血液が固まるのを促し、出血をおさえる働きがあります。
- 出血傾向を改善するお薬です。
ヌーイック静注用3000の用途
ヌーイック静注用3000の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、頭痛、浮動性めまい、発疹、背部痛、発熱、倦怠感、胸痛、インヒビター発生
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、じん麻疹、悪寒、血管浮腫、呼吸困難、血圧低下、頻脈
ヌーイック静注用3000の用法・用量
- 本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内投与する
- 1分間に4mLを超える注射速度は避けること
- 通常、1回体重1kg当たり10~30国際単位を投与するが、患者の症状に応じて適宜増減する
- 定期的に投与する場合、12歳以上の患者には、通常、1回体重1kg当たり30~40国際単位を週3回又は隔日投与する
- 患者の状態に応じ、投与量は1回体重1kg当たり65国際単位を超えない範囲で、投与間隔は3~5日の範囲で適宜調節することもできる
- 12歳未満の患者には、通常、1回体重1kg当たり30~50国際単位を週3回又は隔日投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、血漿中の第8因子レベルが2%(2IU/dL)上昇することが見込まれる
- 必要量は次の計算式に基づいて算出する
- 必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第8因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5[(IU/kg)/(IU/dL)]
- 7.2. 出血時の治療における本剤の投与方法を次に示す
- 次に示す血液凝固第8因子活性(%又はIU/dL)を下回らないように維持する投与量及び投与間隔を調節すること
- 1). 軽度(表在筋出血、軟組織出血、口腔内出血):必要な血液凝固第8因子レベル20-40(%又はIU/dL)、投与間隔12-24時間、投与期間は少なくとも1日、出血症状が回復するまで
- 2). 中等度及び重度(筋肉内出血、口腔内出血、関節内出血、既知の外傷):必要な血液凝固第8因子レベル30-60(%又はIU/dL)、投与間隔12-24時間、投与期間は出血症状が回復するまで3~4日間又はそれ以上
- 3). 生命を脅かす出血(頭蓋内出血、腹腔内出血、消化管出血、胸腔内出血、中枢神経系の出血、咽頭後間隙の出血、腸腰筋鞘の出血、眼/網膜の出血、骨折又は頭部外傷):必要な血液凝固第8因子レベル60-100(%又はIU/dL)、投与間隔8-24時間、投与期間は出血リスクが消失するまで
- 7.3. 周術期(手術前後の出血管理)の本剤の投与方法を次に示す
- 次に示す血漿中第8因子活性(%又はIU/dL)を下回らないように維持する投与量及び投与間隔を調節すること
- 1). 小手術(抜歯を含む):必要な血液凝固第8因子レベル30-60(%又はIU/dL)(手術前後)、投与間隔8-24時間、投与期間は少なくとも1日、治癒まで
- 2). 大手術(頭蓋内手術、腹腔内手術又は人工関節置換術):必要な血液凝固第8因子レベル80-100(%又はIU/dL)(手術前後)、投与間隔8-24時間、投与期間は十分な創傷治癒が得られるまで、引き続き7日間は血液凝固第8因子活性を30~60%(IU/dL)に維持できるよう追加投与する
- 7.4. 定期的な投与の用法及び用量は患者の薬物動態、患者の状態等を考慮して決定すること〔17.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ヌーイック静注用3000の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください