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イロクテイト静注用750
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イロクテイト静注用750の基本情報

イロクテイト静注用750の概要

商品名 イロクテイト静注用750
一般名 エフラロクトコグアルファ(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 60968.0円 (750国際単位1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 サノフィ
ブランド イロクテイト静注用250 他
YJコード 6343442D3025
レセプト電算コード 622403001
添付文書PDFファイル

イロクテイト静注用750の主な効果と作用

  • 血液凝固第8因子などを含む製剤です。血液が固まるのを促し、出血をおさえる働きがあります。
  • 出血傾向を改善するお薬です。

イロクテイト静注用750の用途

  • 血液凝固第8因子欠乏の出血傾向の抑制

イロクテイト静注用750の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

倦怠感、胸痛、冷感、熱感、頭痛、浮動性めまい、味覚異常、関節痛、背部痛、筋肉痛、関節腫脹

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、じん麻疹、悪寒、血管浮腫、呼吸困難、血圧低下、頻脈

上記以外の副作用

下腹部痛、血管障害、血管痛、ほてり、高血圧、徐脈、処置による低血圧、咳嗽、発疹、第8因子抑制

イロクテイト静注用750の用法・用量

  • 本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する
  • 通常、1回体重1kg当たり10~30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する
  • 定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25~65国際単位、投与間隔は3~5日の範囲で適宜調節する
  • 週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第8因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる
  • 個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は次の計算式に基づいて算出すること
  • 必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第8因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]
  • 7.2. 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第8因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、次を参考に投与量及び投与間隔を調節すること〔8.3参照〕
  • [急性出血時における投与量及び投与間隔の目安]〔16.1.1、16.1.2参照〕1). 軽度及び中等度(例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血):必要な血液凝固第8因子レベル40~60(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は20~30国際単位/kg、出血所見が認められる場合、24~48時間毎に追加投与すること
  • 2). 重度(例:生命を脅かす出血):必要な血液凝固第8因子レベル80~100(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は40~50国際単位/kg、出血所見が認められる場合、12~24時間毎に追加投与すること
  • [周術期における投与量及び投与間隔の目安]〔16.1.1、16.1.2参照〕1). 小手術(合併症のない抜歯を含む):必要な初回血液凝固第8因子レベル50~80(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は25~40国際単位/kg、通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う
  • 2). 大手術(腹腔内手術、人工関節置換術を含む):必要な初回血液凝固第8因子レベル80~120(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は初回投与40~60国際単位/kg
  • 初回投与後、目標とする血液凝固第8因子レベルを維持できるように、8~24時間後、及び24時間毎に40~50国際単位/kgの追加投与を考慮すること
  • 7.3. 定期的に投与する場合、3~5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる〔17.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イロクテイト静注用750の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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