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オルプロリクス静注用250
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オルプロリクス静注用250の基本情報

オルプロリクス静注用250の概要

商品名 オルプロリクス静注用250
一般名 エフトレノナコグアルファ(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 50288.0円 (250国際単位1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 サノフィ
ブランド オルプロリクス静注用500 他
YJコード 6343441D5023
レセプト電算コード 622426501
添付文書PDFファイル

オルプロリクス静注用250の主な効果と作用

  • 血液を固める成分を補い、出血傾向を改善する働きがあります。
  • 出血傾向を改善するお薬です。

オルプロリクス静注用250の用途

  • 血液凝固第9因子欠乏の出血傾向の抑制

オルプロリクス静注用250の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、浮動性めまい、味覚異常、口の錯感覚、呼気臭、疲労、注入部位疼痛、動悸、閉塞性尿路疾患、血尿、腎仙痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血栓塞栓症

上記以外の副作用

低血圧、食欲減退、第9因子抑制

オルプロリクス静注用250の用法・用量

  • 本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する
  • 通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する
  • 定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する
  • 以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第9因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる
  • 個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は次の計算式に基づいて算出すること
  • 必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第9因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第9因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]
  • 7.2. 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第9因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、次を参考に投与量及び投与間隔を調節すること(また、国内外の最新のガイドラインも参照すること)〔8.3、12.臨床検査結果に及ぼす影響の項参照〕
  • [急性出血時における投与量及び投与間隔の目安]〔16.1.1、16.1.2参照〕1). 軽度及び中等度(例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血):必要な血液凝固第9因子レベル30~60(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は30~60国際単位/kg、出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること
  • 2). 重度(例:生命を脅かす出血):必要な血液凝固第9因子レベル80~100(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は100国際単位/kg、追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること
  • [周術期における投与量及び投与間隔の目安]〔16.1.1、16.1.2参照〕1). 小手術(合併症のない抜歯を含む):必要な初回血液凝固第9因子レベル50~80(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は50~80国際単位/kg、通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う
  • 2). 大手術(腹腔内手術、人工関節置換術を含む):必要な初回血液凝固第9因子レベル60~100(%又は国際単位/dL)、1~3日目の維持レベル40~60(%又は国際単位/dL)、4~6日目の維持レベル30~50(%又は国際単位/dL)、7~14日目の維持レベル20~40(%又は国際単位/dL)、投与量及び投与頻度は100国際単位/kg(初回投与)、最初の3日間は、初回投与6~10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること
  • 本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オルプロリクス静注用250の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • DIC
    • 肝機能障害
    • 播種性血管内凝固症候群
    • 術後
    • 血栓塞栓性事象のリスク
    • 線維素溶解の徴候
    • 過敏症
    • 血液凝固第9因子に対するインヒビターが発生
    • 血液凝固第9因子に対するインヒビターを有しかつ血液凝固第9因子に過敏症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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