処方薬
ノボセブンHI静注用1mgシリンジ
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの基本情報
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの概要
商品名 | ノボセブンHI静注用1mgシリンジ |
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一般名 | エプタコグアルファ(活性型)(遺伝子組換え)注射用(2) |
薬価・規格 | 82739.0円 (1mg1mL1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 | ノボ ノルディスク ファーマ |
ブランド | ノボセブンHI静注用1mgシリンジ 他 |
YJコード | 6343434D6020 |
レセプト電算コード | 622366301 |
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの主な効果と作用
- 出血をおさえる働きがあります。
- 出血傾向を改善するお薬です。
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの用途
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、アレルギー反応、発疹、そう痒感、血圧変動、嘔吐、頭痛、発熱、疼痛、浮腫、プロトロンビン時間短縮
起こる可能性のある重大な副作用
血栓塞栓症、動脈血栓塞栓症、心筋梗塞、脳梗塞、腸管虚血、静脈血栓塞栓症、肺塞栓症、血栓性静脈炎、深部静脈血栓症、DIC、血小板数減少、フィブリノゲン値減少、FDP増加、D-ダイマー増加、凝固系検査異常
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの用法・用量
- 本剤は製剤に添付された専用溶解用液を全量用いて溶解し、2~5分かけて静脈内に注射する
- 1). 血液凝固第8因子又は第9因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病患者の出血抑制:初回投与量は90μg/kg(4.5KIU/kg)とする
- その後は1回投与量として60~120μg/kg(3~6KIU/kg)を、出血の種類及び程度に応じて適宜増減する
- 初期は、止血が得られ、臨床的改善が観察されるまで、2~3時間ごとに投与する
- その後も治療が必要と判断される期間は、投与間隔を適宜延長する
- なお、軽度から中等度の出血に対しては270μg/kg(13.5KIU/kg)を単回投与することができる
- 2). 後天性血友病患者の出血抑制:初回投与量は90μg/kg(4.5KIU/kg)とする
- その後は1回投与量として60~120μg/kg(3~6KIU/kg)を、出血の種類及び程度に応じて適宜増減する
- 初期は、止血が得られ、臨床的改善が観察されるまで、2~3時間ごとに投与する
- その後も治療が必要と判断される期間は、投与間隔を適宜延長する
- 3). 先天性第7因子欠乏症患者における出血傾向の抑制:15~30μg/kg(0.75~1.5KIU/kg)を止血が得られるまで4~6時間ごとに投与する
- 出血の種類及び程度に応じて投与量は適宜増減できる
- また、投与間隔も適宜調整できる
- 4). 血小板に対する同種抗体を保有し、血小板輸血不応状態が過去又は現在みられるグランツマン血小板無力症患者の出血傾向の抑制:80~120μg/kg(4.0~6.0KIU/kg)を止血が得られ、臨床的改善が観察されるまで、1.5~2.5時間ごとに投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈インヒビターを保有する先天性血友病〉270μg/kg(13.5KIU/kg)単回投与後も治療が必要と判断される場合は、本剤の追加投与の使用経験は限られているため、慎重に投与すること
- 7.2. 〈インヒビターを保有する先天性血友病〉本剤の投与に際しては、国内外の最新のガイドラインも参照すること
- 7.3. 〈グランツマン血小板無力症〉血小板輸血不応状態ではない患者の場合、グランツマン血小板無力症の第一選択療法は血小板輸血である
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ノボセブンHI静注用1mgシリンジの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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血液凝固因子製剤 | 血栓 |
抗線溶剤 | 凝固系がより亢進 |
トラネキサム酸 | 凝固系がより亢進 |
アミノカプロン酸 | 凝固系がより亢進 |