乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の基本情報

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の概要

商品名 乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」
一般名 乾燥弱毒生麻しんワクチン(シュワルツFF-8株)
薬価・規格 - 円 (1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 武田薬品
YJコード 631340DD1036
添付文書PDFファイル

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の主な効果と作用

  • 麻しんの予防に使われるワクチンです。
  • 麻しんに対する免疫を獲得し、麻しんを予防する働きがあります。

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の用途

  • 麻しんの予防

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

37.5℃以上の発熱、38.5℃以上の発熱、麻しん様発疹、発疹、だるさ、不機嫌、咳、鼻汁、食欲が減退、発赤、腫脹

起こる可能性のある重大な副作用

急性散在性脳脊髄炎、ADEM、発熱、頭痛、運動障害、意識障害、ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫、血小板減少性紫斑病、紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血、痙攣、脳炎、脳症、熱性痙攣

上記以外の副作用

硬結、疼痛、過敏症状、紅斑、そう痒

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の用法・用量

  • 本剤を添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解し、その0.5mLを1回皮下に注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アナフィラキシー
    • 発熱
    • 予防接種を行うことが不適当な状態
    • 重篤な急性疾患
    • 免疫抑制を来す治療中
    • 免疫機能に異常のある疾患
    • アレルギー
    • 肝臓疾患
    • 痙攣
    • 免疫不全
    • 血液疾患
    • 心臓血管系疾患
    • 腎臓疾患
    • 発育障害
    • 全身性発疹
    • ガンマグロブリン製剤の投与を受けた
    • 輸血の投与を受けた
    • 先天性免疫不全症
    • 予防接種で接種後2日以内に発熱
    • ガンマグロブリン製剤の大量療法<200mg/kg以上>を受けた
    • 生ワクチン<注射剤>の接種を受けた
    • ITPの治療を受けた
    • ガンマグロブリン製剤の大量<200mg/kg以上>療法を受けた
    • 接種前3カ月以内にガンマグロブリン製剤の投与を受けた
    • 接種前3カ月以内に輸血の投与を受けた
    • 川崎病の治療を受けた
    • 特発性血小板減少性紫斑病の治療を受けた
    • 本剤接種後14日以内にガンマグロブリン製剤を投与した

患者の属性に応じた注意喚起

乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
副腎皮質ホルモン剤 麻しん様症状
プレドニゾロン 麻しん様症状
免疫抑制剤 麻しん様症状
シクロスポリン 麻しん様症状
タクロリムス水和物 麻しん様症状
アザチオプリン 麻しん様症状
免疫抑制作用を有する薬剤 麻しん様症状
生ワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない
おたふくかぜワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない
風しんワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない
水痘ワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない
BCGワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない
黄熱ワクチン<注射剤> 本剤のウイルスが増殖せず免疫が獲得できない

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