処方薬
ラビピュール筋注用
先発
ラビピュール筋注用の基本情報
ラビピュール筋注用の概要
商品名 | ラビピュール筋注用 |
---|---|
一般名 | 乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン |
薬価・規格 | 12087.0円 (1瓶(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 筋注用
|
製造会社 | GSK |
YJコード | 6313400E1025 |
レセプト電算コード | 622683901 |
ラビピュール筋注用の主な効果と作用
- 狂犬病の感染予防や発病阻止に使われるワクチンです。
ラビピュール筋注用の用途
ラビピュール筋注用の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
疼痛、紅斑、そう痒感、腫脹、硬結、内出血、蕁麻疹、頭痛、感覚鈍麻、悪心、下痢
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、脳炎、ギラン・バレー症候群、四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射減弱、腱反射消失
上記以外の副作用
嘔吐、筋肉痛、関節痛、重感、倦怠感、疲労、発熱、局所腫脹、そう痒性皮疹、顔面腫脹、腹痛、食欲減退、四肢不快感、口腔咽頭痛、発疹、多汗症、血管性浮腫、浮動性めまい、錯感覚、失神、失神寸前状態、腹部不快感、無力症、リンパ節症、過敏症、悪寒、回転性めまい
ラビピュール筋注用の用法・用量
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)の全量で溶解し、次のとおり使用する
- 〈曝露前免疫〉1.0mLを1回量として、適切な間隔をおいて3回筋肉内に接種する
- 〈曝露後免疫〉1.0mLを1回量として、適切な間隔をおいて4~6回筋肉内に接種する
- (用法及び用量に関連する注意)曝露前免疫及び曝露後免疫の接種日の目安等は次のとおりである
- なお、接種要否及び接種スケジュールは世界保健機関(WHO)の推奨も参考に検討すること
- 7.1. 曝露前免疫(狂犬病の予防)7.1.1. 接種日の目安(1回目接種日を0日とする):曝露前免疫の場合、3回接種における接種日の目安は、0、7、21日又は0、7、28日
- 7.1.2. 同時接種:曝露前免疫の場合、医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる〔14.1.1参照〕
- 7.2. 曝露後免疫(狂犬病の発病阻止)7.2.1. 接種日の目安(1回目接種日を0日とする):1). 曝露後免疫の場合、4回接種における接種日の目安は、0(接種部位を変えて、2箇所に1回ずつ、計2回)、7、21日
- 2). 曝露後免疫の場合、5回接種における接種日の目安は、0、3、7、14、28日
- 3). 曝露後免疫の場合、6回接種における接種日の目安は、0、3、7、14、30、90日
- 7.2.2. 咬傷等の曝露を受けた場合には、以前に曝露前免疫を完了した者であっても、必ず曝露後免疫を行うこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ラビピュール筋注用の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ラビピュール筋注用の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
血液凝固阻止剤 | 筋肉内接種により出血 |
免疫抑制剤 | 本剤の効果が得られない |
副腎皮質ホルモン剤 | 本剤の効果が得られない |
免疫抑制作用を有する薬剤 | 本剤の効果が得られない |