処方薬
サムチレール内用懸濁液15%
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サムチレール内用懸濁液15%の基本情報

サムチレール内用懸濁液15%の概要

商品名 サムチレール内用懸濁液15%
一般名 アトバコン液
薬価・規格 1471.1円 (750mg5mL1包)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > 液
内用薬 > 液剤 > 液のアイコン
製造会社 GSK
YJコード 6290006S1027
レセプト電算コード 622136101
識別コード @SAMTIRELOralSuspension
添付文書PDFファイル

サムチレール内用懸濁液15%の主な効果と作用

  • 真菌(カビ)の発育をおさえ、殺す働きがあります。
  • 真菌(カビ)の感染が原因となる肺炎の治療や予防をするお薬です。

サムチレール内用懸濁液15%の用途

サムチレール内用懸濁液15%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、過敏症、血管性浮腫、気管支痙攣、咽喉絞扼感、頭痛、不眠症、悪心、嘔吐、下痢、肝酵素上昇

起こる可能性のある重大な副作用

皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、重度肝機能障害、無顆粒球症、白血球減少

上記以外の副作用

低ナトリウム血症、アミラーゼ上昇、発疹、発熱

サムチレール内用懸濁液15%の用法・用量

  • 〈ニューモシスチス肺炎の治療〉通常、成人には1回5mL(アトバコンとして750mg)を1日2回21日間、食後に経口投与する
  • 〈ニューモシスチス肺炎の発症抑制〉通常、成人には1回10mL(アトバコンとして1500mg)を1日1回、食後に経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤は絶食下では吸収量が低下するため、食後に投与すること〔16.2.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

サムチレール内用懸濁液15%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

サムチレール内用懸濁液15%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リファンピシン類 本剤の血漿中濃度が約53%低下しt1/2は約33時間短縮
リファブチン 本剤の血漿中濃度が約34%低下しt1/2は約14時間短縮
塩酸テトラサイクリン 本剤の血漿中濃度は約40%低下
メトクロプラミド 本剤の血漿中濃度は約58%低下
ジドブジン製剤 みかけの経口クリアランスは約25%低下しAUCは約33%増加
アセトアミノフェン 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
ベンゾジアゼピン系化合物 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
アシクロビル 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
オピオイド系鎮痛剤 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
セファロスポリン系抗生物質 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
止しゃ剤 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
瀉下薬 本剤の血漿中濃度のわずかな減少<平均3.8μg/mL以下>
インジナビル Cmin・ssが有意に減少<約23%減少>、トラフ濃度が減少

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