処方薬
イナビル吸入懸濁用160mgセット
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イナビル吸入懸濁用160mgセットの基本情報

イナビル吸入懸濁用160mgセットの概要

商品名 イナビル吸入懸濁用160mgセット
一般名 ラニナミビルオクタン酸エステル水和物吸入剤
薬価・規格 4241.5円 (160mg1瓶)
薬の形状
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤のアイコン
製造会社 第一三共
YJコード 6250703G2029
レセプト電算コード 622688601
添付文書PDFファイル

イナビル吸入懸濁用160mgセットの主な効果と作用

  • インフルエンザウイルスの増殖をおさえる働きがあります。
  • インフルエンザを治療するお薬です。

イナビル吸入懸濁用160mgセットの用途

  • A型インフルエンザウイルス感染症の治療
  • B型インフルエンザウイルス感染症の治療

イナビル吸入懸濁用160mgセットの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔吐、紅斑、過敏症、発疹、そう痒、下痢、胃腸炎、悪心、腹痛、口内炎、腹部膨満

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、失神、呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔面蒼白、冷汗、ショック症状、気管支攣縮、異常行動、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、多形紅斑

上記以外の副作用

食欲減退、腹部不快感、めまい、頭痛、白血球数増加、ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常、尿蛋白、CRP上昇、尿中ブドウ糖陽性

イナビル吸入懸濁用160mgセットの用法・用量

  • 成人及び小児には、ラニナミビルオクタン酸エステルとして160mgを日本薬局方生理食塩液2mLで懸濁し、ネブライザを用いて単回吸入投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 症状発現後、可能な限り速やかに投与を開始することが望ましい(症状発現から48時間を経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない)
  • 7.2. 本剤を吸入する際には、ジェット式ネブライザを使用する(添付のネブライザ吸入器を使用する際に、事前にコンプレッサーとの適合性を確認する)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イナビル吸入懸濁用160mgセットの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

イナビル吸入懸濁用160mgセットと主成分が同じ薬

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イナビル吸入懸濁用160mgセットに関係する解説

抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)

  • イナビル吸入懸濁用160mgセットは、抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)に分類される。
  • 抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)とは、インフルエンザウイルスの増殖を抑え、インフルエンザ感染症の治療や予防に用いられる薬。

抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)の代表的な商品名

  • タミフル
  • リレンザ
  • イナビル
  • ラピアクタ
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