処方薬
マヴィレット配合顆粒小児用
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マヴィレット配合顆粒小児用の基本情報

マヴィレット配合顆粒小児用の概要

商品名 マヴィレット配合顆粒小児用
一般名 グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル顆粒
薬価・規格 20313.9円 (1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 顆粒
内用薬 > 散剤 > 顆粒のアイコン
製造会社 アッヴィ
YJコード 6250113D1020
レセプト電算コード 622916801
添付文書PDFファイル

マヴィレット配合顆粒小児用の主な効果と作用

  • C型肝炎、C型肝硬変を治療するお薬です。
  • C型肝炎ウイルスの増殖をおさえる働きがあります。

マヴィレット配合顆粒小児用の用途

マヴィレット配合顆粒小児用の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔吐、頭痛、悪心、上腹部痛、腹痛、皮膚そう痒、発疹、倦怠感、疲労、腹部膨満、食欲減退

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇

上記以外の副作用

傾眠、薬疹、血管炎性皮疹、血管性浮腫、蛋白尿、悪寒、活動性低下、無力症、血中ビリルビン増加、ALT増加、尿中結晶陽性

マヴィレット配合顆粒小児用の用法・用量

  • 〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合〉通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル及びピブレンタスビルとして次記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、食後又は食事とともに経口投与する
  • 投与期間は8週間とする
    • なお、C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる
  • 12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビルとして60mg)
  • 20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビルとして80mg)
  • 30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビルとして100mg)
  • 〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合〉〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合〉通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル及びピブレンタスビルとして次記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、食後又は食事とともに経口投与する
  • 投与期間は12週間とする
  • 12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビルとして60mg)
  • 20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビルとして80mg)
  • 30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビルとして100mg)
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. セログループ1又はセログループ2のC型慢性肝炎(セログループ1:ジェノタイプ1、セログループ2:ジェノタイプ2)患者に対しては、前治療の有無により投与期間を考慮すること(国内臨床試験において、NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤、NS5A阻害剤又はNS5Bポリメラーゼ阻害剤の前治療歴を有する患者に対するグレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠の投与期間は12週間であった)
  • 7.2. 本剤とグレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠の生物学的同等性は示されていないため、互換使用を行わないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

マヴィレット配合顆粒小児用の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • リファンピシン投与中
    • アタザナビル硫酸塩投与中
    • アトルバスタチンカルシウム水和物投与中
    • 重度<Child-Pugh分類C>の肝機能障害
    • B型肝炎ウイルス感染
    • HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性
    • HBs抗原陰性かつHBs抗体陽性

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

マヴィレット配合顆粒小児用の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
硫酸アタザナビル グレカプレビルの血中濃度が上昇、ALT上昇のリスクが増加
ダルナビルエタノール付加物 グレカプレビルの血中濃度が上昇
リトナビル グレカプレビルの血中濃度が上昇
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット グレカプレビルの血中濃度が上昇
エチニルエストラジオール ALT上昇のリスクが増加
アトルバスタチンカルシウム水和物 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
ジゴキシン 血中濃度が上昇
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 血中濃度が上昇
ロスバスタチンカルシウム 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
シンバスタチン 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
プラバスタチンナトリウム 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
フルバスタチンナトリウム 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
ピタバスタチンカルシウム 血中濃度が上昇、副作用の発現リスクが高くなる
リファンピシン類 グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱
カルバマゼピン グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱
エファビレンツ グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱
フェニトイン グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱
フェノバルビタール グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱
シクロスポリン グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が上昇
ロピナビル・リトナビル配合剤 グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

マヴィレット配合顆粒小児用と主成分が同じ薬

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マヴィレット配合顆粒小児用に関係する解説

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)

  • マヴィレット配合顆粒小児用は、C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)に分類される。
  • C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)とは、C型肝炎ウイルス(HCV)の増殖を抑えることでC型肝炎を治療する薬。

C型肝炎ウイルス治療薬(内服薬)の代表的な商品名

  • レベトール
  • ハーボニー配合錠
  • マヴィレット配合錠、マヴィレット配合顆粒小児用
  • エプクルーサ配合錠
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