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バニヘップカプセル150mg
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効果・効能

セログループ1(ジェノタイプ1(1a)又は2(1b))のC型慢性肝炎における次のいずれかのウイルス血症の改善:

  1. セログループ1で血中HCV RNA量が高値の未治療のC型慢性肝炎患者のウイルス血症の改善。

  2. インターフェロンを含む治療法で無効又はインターフェロンを含む治療法で再燃となった患者のセログループ1のC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善。

(効能・効果に関連する使用上の注意)

  1. 本剤の使用にあたっては、血中HCV RNAが陽性であることを確認、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、肝硬変でないことを確認する。

  2. 血中HCV RNA量が高値の未治療患者に用いる場合は、血中HCV RNA量がRT-PCR法で5.0LogIU/mL以上に相当することを確認する。

  3. インターフェロンを含む治療法のうち、他のプロテアーゼ阻害剤による既治療例に対する投与経験はないので、これらの患者に対しては、ウイルス性肝疾患の治療に十分な知識・経験を持つ医師が前治療の種類、前治療に対する反応性、耐性変異の有無、患者の忍容性等を考慮した上で、本剤投与の可否を判断する。

用法・用量

本剤は、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンと併用する。

  1. 血中HCV RNA量が高値の未治療患者、あるいはインターフェロンを含む治療法で再燃となった患者に使用する場合:バニプレビルとして1回300mgを1日2回、12週間経口投与する。

  2. インターフェロンを含む治療法で無効となった患者に使用する場合:バニプレビルとして1回300mgを1日2回、24週間経口投与する。

(用法・用量に関連する使用上の注意)

  1. 本剤の単独投与は行わない(本剤の単独投与による有効性及び安全性は確立していない)。

  2. 本剤、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを併用する場合は、3剤併用投与で治療を開始する。本剤を血中HCV RNA量が高値の未治療患者、あるいはインターフェロンを含む治療法で再燃となった患者に使用する場合、最初の12週間はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを3剤併用投与し、本剤を血中HCV RNA量が高値の未治療患者、あるいはインターフェロンを含む治療法で再燃となった患者に使用する場合、最初の12週間に続く12週間はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンによる2剤併用投与を実施する。本剤をインターフェロンを含む治療法で無効となった患者に使用する場合、24週間ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを3剤併用投与を実施する。なお、本剤、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを、24週間を超えて併用投与した際の有効性及び安全性は確立していない。

  3. 治療中の抗ウイルス効果が不十分な場合、潜在的に又は新たに誘発された薬剤耐性ウイルスが出現していることがあるので、治療中止を考慮する。

  4. ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンの投与量は、各製品の添付文書に定められた用法・用量に従う。併用にあたっては、投与開始前に各製品の添付文書に定められた臨床検査値基準を満たしていることを確認する。また、投与中に各製品の用量調節や投与中止を必要とする副作用が発現した場合には、各製品の添付文書を参照する。なお、白血球数、好中球数、血小板数については次の5.を参照する。

  5. 本剤とペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを併用するにあたっては、白血球数が4000/mm3以上又は好中球数が1500/mm3以上、血小板数が100000/mm3以上であることが望ましい。また、投与中に白血球数低下、好中球数低下又は血小板数低下が認められた場合には、次記を参考にペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の用量を調節、あるいは本剤、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンの投与を中止する。

    1. 白血球数1500/mm3未満に減少した場合、リバビリン;用量変更なし/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);減量*/本剤;用量変更なし。
    2. 白血球数1000/mm3未満に減少した場合、リバビリン;投与中止/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);投与中止/本剤;投与中止。
    3. 好中球数750/mm3未満に減少した場合、リバビリン;用量変更なし/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);減量*/本剤;用量変更なし。
    4. 好中球数500/mm3未満に減少した場合、リバビリン;投与中止/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);投与中止/本剤;投与中止。
    5. 血小板数80000/mm3未満に減少した場合、リバビリン;用量変更なし/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);減量*/本剤;用量変更なし。
    6. 血小板数50000/mm3未満に減少した場合、リバビリン;投与中止/ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え);投与中止/本剤;投与中止。

      *ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の減量時用量

  6. 第1段階(1.0μg/kg)

    1. 体重35~45kg:投与量40μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.4mL。
    2. 体重46~60kg:投与量50μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.5mL。
    3. 体重61~75kg:投与量70μg(使用バイアル100μg/0.5mL用)液量0.35mL。
    4. 体重76~90kg:投与量80μg(使用バイアル100μg/0.5mL用)液量0.4mL。
    5. 体重91~120kg:投与量100μg(使用バイアル100μg/0.5mL用)液量0.5mL。
  7. 第2段階(0.5μg/kg)

    1. 体重35~45kg:投与量20μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.2mL。
    2. 体重46~60kg:投与量25μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.25mL。
    3. 体重61~75kg:投与量35μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.35mL。
    4. 体重76~90kg:投与量40μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.4mL。
    5. 体重91~120kg:投与量50μg(使用バイアル50μg/0.5mL用)液量0.5mL。

副作用

本剤とペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンを併用した国内第3相臨床試験において、安全性評価対象となった288例中287例(99.7%)に副作用が認められた。主な副作用は、発熱211例(73.3%)、好中球減少146例(50.7%)、頭痛127例(44.1%)、白血球減少123例(42.7%)、悪心96例(33.3%)、ヘモグロビン減少95例(33.0%)、血小板減少92例(31.9%)、倦怠感91例(31.6%)、脱毛症91例(31.6%)、そう痒症90例(31.3%)、発疹90例(31.3%)であった。

本剤をペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンと併用した際の副作用は次のとおりである。なお、副作用の発現頻度は、本剤、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンの3剤併用の3試験のデータを統合して算出した。

  1. 重大な副作用

    1. 血液障害(血小板減少(31.9%)、好中球減少(50.7%)、白血球減少(42.7%)):血球数減少が報告されているため、定期的に臨床検査(血液検査等)を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常の程度が著しい場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2. 貧血(21.9%)、ヘモグロビン減少(33.0%):貧血、ヘモグロビン減少が報告されているため、定期的に血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常の程度が著しい場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    3. うつ病(2.1%):うつ病が現れることがあるので、観察を十分に行い、不眠、不安、焦燥、自殺念慮等が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
  2. その他の副作用

    1. 全身症状:(5%以上)発熱、倦怠感、疲労、インフルエンザ様疾患、(1%以上5%未満)悪寒、口渇。
    2. 血液:(5%以上)ヘマトクリット減少、赤血球数減少、(1%以上5%未満)リンパ球数減少、網状赤血球数減少、網状赤血球数増加、溶血性貧血。
    3. 消化器:(5%以上)悪心、腹部不快感、上腹部痛、口唇炎、便秘、下痢、消化不良、口内炎、嘔吐、(1%以上5%未満)腹部膨満、腹痛、口内乾燥、心窩部不快感、胃炎、胃食道逆流性疾患。
    4. 皮膚:(5%以上)脱毛症、湿疹、皮膚そう痒症、発疹、皮膚乾燥、(1%以上5%未満)薬疹、紅斑、全身性そう痒症、皮膚炎、乾癬、脂漏性皮膚炎、蕁麻疹、皮膚白癬感染。
    5. 精神・神経系:(5%以上)頭痛、浮動性眩暈、味覚異常、不眠症、(1%以上5%未満)体位性眩暈、感覚鈍麻、嗅覚錯誤、傾眠、不安、退屈感。
    6. 循環器:(1%以上5%未満)高血圧、血圧低下、胸痛、胸部不快感、動悸、心房細動。
    7. 肝臓:(5%以上)血中ビリルビン増加、γ-GTP増加、(1%以上5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、抱合ビリルビン増加、血中アルブミン減少、血中Al-P増加、肝機能異常。
    8. 腎臓及び尿路:(1%以上5%未満)膀胱炎、頻尿、腎結石症。
    9. 筋・骨格系:(5%以上)関節痛、背部痛、筋肉痛、(1%以上5%未満)筋骨格硬直、関節炎、筋痙縮、筋骨格痛。
    10. 呼吸器:(5%以上)咳嗽、口腔咽頭痛、(1%以上5%未満)気管支炎、呼吸困難、口腔咽頭不快感。
    11. 内分泌:(1%以上5%未満)血中甲状腺刺激ホルモン増加、血中甲状腺刺激ホルモン減少、甲状腺機能低下症、自己免疫性甲状腺炎。
    12. :(1%以上5%未満)眼精疲労、眼乾燥、網膜症、視力低下、網膜滲出物。
    13. :(1%以上5%未満)耳鳴、回転性眩暈。
    14. 代謝:(1%以上5%未満)高尿酸血症。
    15. その他:(5%以上)注射部位反応、注射部位紅斑、注射部位そう痒感、鼻咽頭炎、体重減少、食欲減退、血中カルシウム減少、血中リン減少、(1%以上5%未満)注射部位皮膚炎、注射部位腫脹、歯肉炎、咽頭炎、血中LDH増加、血中カリウム減少、血中尿酸増加、細胞マーカー増加、低カリウム血症、総蛋白減少。

使用上の注意

(警告)

本剤は、ウイルス性肝疾患の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対してのみ投与する。

(禁忌)

  1. 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。

  2. 重度肝機能障害(Child-Pugh C)のある患者[バニプレビルの血中濃度が上昇する恐れがある]。

  3. 次記の薬剤を投与中の患者:リファンピシン投与中、リファブチン投与中、カルバマゼピン投与中、フェニトイン投与中、フェノバルビタール投与中、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品摂取中(St.John’s Wort)、コビシスタット含有製剤投与中、インジナビル投与中、イトラコナゾール投与中、リトナビル投与中、ボリコナゾール投与中、クラリスロマイシン投与中、ネルフィナビル投与中、サキナビル投与中、シクロスポリン投与中、アタザナビル投与中、ロピナビル・リトナビル投与中、エルトロンボパグ投与中。

(慎重投与)

  1. 高齢者。

  2. 中等度肝機能障害患者[バニプレビルの血中濃度が上昇することがある]。

  3. B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者[再活性化する恐れがある]。

(重要な基本的注意)

  1. 本剤は、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンと併用するため、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンの添付文書に記載されている警告、禁忌、併用禁忌、慎重投与、重要な基本的注意、重大な副作用等の「使用上の注意」を、次の2.及び3.の注意及び副作用を含めて必ず確認する。

  2. ヘモグロビン濃度、白血球数、好中球数及び血小板数の血液検査は、投与前及び投与開始8週間は少なくとも毎週、その後は4週間に1度定期的に実施する。

  3. 抑うつ、自殺企図をはじめ、躁状態、攻撃的行動、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等の精神神経症状発現の可能性について患者及びその家族に十分理解させ、これらの症状が現れた場合には直ちに連絡するよう注意を与える。躁状態、攻撃的行動が他害行為に至ることがあるので、患者の精神状態に十分注意し、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等が現れた場合には本剤投与を中止するなど、治療継続の可否について慎重に検討し、また、これらの症状が認められた場合には、投与終了後も観察を継続する。

  4. B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者(HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性又はHBs抗原陰性かつHBs抗体陽性)において、C型肝炎直接型抗ウイルス薬を投与開始後、C型肝炎ウイルス量が低下する一方B型肝炎ウイルス再活性化が報告されており、本剤投与に先立って、B型肝炎ウイルス感染の有無を確認し、B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者に本剤を投与する場合は、HBV DNA量等のB型肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意する。

(相互作用)

バニプレビルは主にCYP3Aによって代謝される。また、バニプレビルはOATP1B1及びOATP1B3の基質である。

  1. 併用禁忌

    1. リファンピシン(リファジン)[併用初期に肝トランスポーターの阻害によりバニプレビルの血中濃度が上昇する恐れがあり、バニプレビルを高用量で投与したとき悪心・嘔吐・下痢の発現増加の報告がある(リファンピシン併用中はOATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、バニプレビルの肝取込みが抑制される)、また、併用継続により代謝酵素が誘導され、併用初期よりもバニプレビルの血中濃度が低下する恐れがある(リファンピシンは反復投与によりCYP3A誘導作用を発現するためバニプレビルの代謝が亢進される)]。
    2. リファブチン(ミコブティン)、カルバマゼピン(テグレトール)、フェニトイン(アレビアチン)、フェノバルビタール(フェノバール)、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品(St.John’s Wort)[併用によりバニプレビルの血中濃度を低下させ効果を減弱させる恐れがある(これら薬物あるいは食品のCYP3A誘導作用によりバニプレビルの代謝が亢進される)]。
    3. コビシスタット含有製剤(スタリビルド)、インジナビル(クリキシバン)、イトラコナゾール(イトリゾール)、リトナビル(ノービア)、ボリコナゾール(ブイフェンド)、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、ネルフィナビル(ビラセプト)、サキナビル(インビラーゼ)[併用によりバニプレビルの血中濃度が上昇する恐れがあり、バニプレビルを高用量で投与したとき悪心・嘔吐・下痢の発現増加の報告がある(これら薬物のCYP3Aに対する阻害作用により、バニプレビルの代謝が抑制される)]。
    4. シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)、アタザナビル(レイアタッツ)、ロピナビル・リトナビル(カレトラ)、エルトロンボパグ(レボレード)[併用によりバニプレビルの血中濃度が上昇する恐れがあり、バニプレビルを高用量で投与したとき悪心・嘔吐・下痢の発現増加の報告がある(これら薬物のOATP1B1及び/又はOATP1B3阻害作用により、バニプレビルの肝取込みが抑制される)]。
  2. 併用注意

    1. ボセンタン[ボセンタンの併用によりバニプレビルの血中濃度を低下させる恐れがあるので、ボセンタンと併用する際は、ウイルス学的な反応性を慎重に観察する(ボセンタンのCYP3A誘導作用によりバニプレビルの代謝が亢進される)、また、本剤の併用はボセンタンの血中濃度を上昇させる恐れがある(バニプレビルはOATP1B1及びOATP1B3を阻害する可能性がある)]。
    2. エファビレンツ、モダフィニル、エトラビリン[併用によりバニプレビルの血中濃度を低下させる恐れがあるので、これら薬物と併用する際は、ウイルス学的な反応性を慎重に観察する(これら薬物のCYP3A誘導作用によりバニプレビルの代謝が亢進される)]。
    3. タクロリムス、ジヒドロエルゴタミン、エルゴタミン、フェンタニル、ピモジド、キニジン[本剤の併用はこれら薬物の血中濃度を上昇させる恐れがあるので、これら薬物と併用する際は、慎重に投与し、また、これら薬物の添付文書を参照する(バニプレビルのCYP3A阻害作用により、これら薬物の代謝が抑制される)]。
    4. ジゴキシン[本剤の併用はジゴキシンの血中濃度を上昇させる恐れがあるので、ジゴキシンと併用する際は、慎重に投与し、また、ジゴキシンの添付文書を参照する(バニプレビルのP-糖蛋白阻害作用により、ジゴキシンの腸管での排出が抑制され、血中濃度が上昇する)]。
    5. ロスバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、バルサルタン、オルメサルタン、テルミサルタン、レパグリニド、エゼチミブ、メトトレキサート、ミトキサントロン、イリノテカン、イマチニブ、ラパチニブ、フェキソフェナジン、グリベンクラミド、ナテグリニド[本剤の併用はこれら薬物の血中濃度を上昇させる恐れがある(バニプレビルはOATP1B1、OATP1B3及びBCRPを阻害する可能性がある)]。
    6. グレープフルーツジュース[バニプレビルの血中濃度を上昇させる恐れがあるので、本剤服用中はグレープフルーツジュースの摂取を避けさせる(グレープフルーツジュースに含まれる成分のCYP3Aに対する阻害作用により、バニプレビルの代謝が抑制される)]。

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら、慎重に投与する。

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

  1. 本剤はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンと併用するため、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しない。また、妊娠していないことを確認するため、リバビリンの添付文書を参照し、妊娠検査を実施する[リバビリンの動物実験で催奇形性及び胚・胎仔致死作用が認められており、動物実験(ラット及びウサギ)で、バニプレビルの催奇形性作用は認められていないが、胎盤を通過することが報告されている]。

  2. 授乳中の婦人には、投与を避け、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で、バニプレビルを投与した親動物から授乳された仔(離乳前及び離乳後)に毒性は認められていないが、乳汁中に移行することが報告されている]。

(小児等への投与)

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。

(保管上の注意)

冷蔵保存しない(カプセルが脆くなる可能性があるため)。