処方薬
アイセントレス錠400mg
先発

アイセントレス錠400mgの基本情報

アイセントレス錠400mgの概要

商品名 アイセントレス錠400mg
一般名 ラルテグラビルカリウム錠
薬価・規格 923.0円 (400mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
YJコード 6250032F1026
レセプト電算コード 620007815
識別コード @227
添付文書PDFファイル

アイセントレス錠400mgの主な効果と作用

  • ウイルスによる感染症を治療するお薬です。
  • ヒト免疫不全ウイルスHIV)の増殖をおさえる働きがあります。

アイセントレス錠400mgの用途

アイセントレス錠400mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、好中球減少症、リンパ節痛、リンパ節症、動悸、心室性期外収縮、洞性徐脈、回転性めまい、耳鳴、下痢、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

腎不全、重篤な肝炎、重篤な胃炎、重篤な陰部ヘルペス、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、薬剤性過敏症症候群、過敏症、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、横紋筋融解症、ミオパチー、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、筋力低下、筋痛、著明なCK上昇

上記以外の副作用

腹痛、嘔吐、腹部膨満、便秘、腹部不快感、消化不良、鼓腸、舌炎、胃食道逆流性疾患、口内乾燥、おくび、びらん性十二指腸炎、腹部圧痛、唾液欠乏、歯肉炎、脂肪肝、疲労、無力症、悪寒、熱感、顔面浮腫、末梢性浮腫、顎下腫瘤、疼痛、単純ヘルペス、帯状疱疹、胃腸炎、毛包炎、リンパ節膿瘍、鼻咽頭炎、上気道感染、体脂肪再分布、体脂肪蓄積、脂肪組織萎縮症、脂肪肥大症、顔やせ、中心性肥満、異脂肪血症、糖尿病、食欲亢進、食欲減退、過食、多飲症、関節痛、背部痛、筋骨格痛、筋萎縮症、骨粗鬆症、関節炎、頚部痛、多発性関節炎、側腹部痛、骨減少症、四肢痛、頭痛、浮動性めまい、ニューロパチー、錯感覚、傾眠、緊張性頭痛、振戦、記憶障害、認知障害、注意力障害、感覚鈍麻、睡眠の質低下、片頭痛、不眠症、異常な夢、うつ病、不安、錯乱状態、気分変化、パニック発作、睡眠障害、腎炎、間質性腎炎、腎結石症、頻尿、腎嚢胞、勃起不全、女性化乳房、多汗症、紅斑、寝汗、乾皮症、痒疹、ざ瘡、脱毛症、皮膚そう痒症、じん麻疹、AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン上昇、視覚障害、鼻出血、体重減少、体重増加、血小板減少症、小脳性運動失調、自殺企図

アイセントレス錠400mgの用法・用量

  • 通常、成人にはラルテグラビルとして400mgを1日2回経口投与する
  • 本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる
    • なお、投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アイセントレス錠400mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アイセントレス錠400mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
UGT1A1の強力な誘導剤 本剤の血漿中濃度が低下
リファンピシン類 本剤の血漿中濃度が低下
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有制酸剤<服用> 本剤の血漿中濃度が低下

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アイセントレス錠400mgに関係する解説

インテグラーゼ阻害薬(抗HIV薬)

  • アイセントレス錠400mgは、インテグラーゼ阻害薬(抗HIV薬)に分類される。
  • インテグラーゼ阻害薬(抗HIV薬)とは、インテグラーゼという酵素を阻害することで、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の宿主細胞への遺伝子組み込みを阻害し感染拡大を抑える薬。

インテグラーゼ阻害薬(抗HIV薬)の代表的な商品名

  • アイセントレス
  • テビケイ
  • ボカブリア
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