処方薬
ヘプセラ錠10
先発
ヘプセラ錠10の基本情報
ヘプセラ錠10の概要
商品名 | ヘプセラ錠10 |
---|---|
一般名 | アデホビルピボキシル錠 |
薬価・規格 | 796.8円 (10mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
製造会社 | GSK |
YJコード | 6250026F1020 |
レセプト電算コード | 620002414 |
識別コード | GSKNU |
ヘプセラ錠10の主な効果と作用
- B型慢性肝炎に伴う肝臓の働きを改善するお薬です。
B型肝炎ウイルス の増殖をおさえることでウイルス 量を減らし、肝臓の機能を改善する働きがあります。
ヘプセラ錠10の用途
ヘプセラ錠10の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発疹、クレアチニン増加、悪心、皮膚そう痒症、腹痛、下痢、鼓腸、消化不良、頭痛、無力症、血中リン減少
起こる可能性のある重大な副作用
腎不全、ファンコニー症候群、重度腎機能障害、腎機能障害、腎尿細管障害、腎機能低下、骨軟化症、骨折、低リン血症、骨痛、関節痛、筋力低下、乳酸アシドーシス、脂肪沈着による重度肝腫大、脂肪肝
上記以外の副作用
ミオパチー、肝機能検査値異常、ALT上昇、AST上昇
ヘプセラ錠10の用法・用量
- 通常、成人にはアデホビル ピボキシルとして、1回10mgを1日1回経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与期間、併用薬等については、国内外の学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること
- なお、ラミブジン耐性がみられた患者に対し本剤を投与する場合には、ラミブジンと本剤を併用すること(その後、ラミブジンを中止し本剤単独投与にすることは推奨されない)〔7.4、18.3.2参照〕
- 7.2. 高用量の投与により、腎機能障害が発現する可能性があるため、6.用法及び用量で定められた用量を超えないこと〔8.1、11.1.1参照〕
- 7.3. 腎機能障害患者では、血中濃度が増大するため、本剤投与開始時のクレアチニンクリアランスに応じて、次のとおり投与間隔の調節が必要である〔9.2腎機能障害患者の項、16.6.1参照〕[患者の腎機能に対応する用法及び用量の目安(外国人データ):1)クレアチニンクリアランス≧50mL/min;推奨用量10mgを1日に1回、2)クレアチニンクリアランス30~49mL/min;推奨用量10mgを2日に1回、3)クレアチニンクリアランス10~29mL/min;推奨用量10mgを3日に1回、4)血液透析患者(週3~5回の透析を施行したデータに基づくものである);推奨用量透析後に10mgを週に1回(本剤の推奨用量は単独投与したときの成績に基づくものであり、なお、クレアチニンクリアランスが10mL/min未満の患者並びに腹膜透析を施行されている患者における推奨用量のデータは得られていない)]
- 7.4. 本剤とラミブジンの併用投与において、投与量の減量が必要な場合、本剤は投与間隔を調整するのに対し、ラミブジンは投与量を調整する必要があるので注意すること(本剤の分割又は粉砕時の安定性に関するデータは得られていない)〔7.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ヘプセラ錠10の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ヘプセラ錠10の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
イブプロフェン | アデホビルの最高血漿中濃度<Cmax>が33%増加、アデホビルの血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が23%増加 |
尿細管分泌<ヒト有機アニオントランスポーター1>により排泄される薬剤 | アデホビルあるいは併用薬の血中濃度が上昇 |