処方薬
ゾビラックス顆粒40%
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ゾビラックス顆粒40%の基本情報

ゾビラックス顆粒40%の概要

商品名 ゾビラックス顆粒40%
一般名 アシクロビル顆粒
薬価・規格 80.2円 (40%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 顆粒
内用薬 > 散剤 > 顆粒のアイコン
製造会社 GSK
ブランド ゾビラックス眼軟膏3% 他
YJコード 6250002D1024
レセプト電算コード 610406386
添付文書PDFファイル

ゾビラックス顆粒40%の主な効果と作用

ゾビラックス顆粒40%の用途

ゾビラックス顆粒40%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、白血球増多、好酸球増多、肝腫大、肝機能検査値異常、AST上昇、ALT上昇、BUN上昇、下痢、軟便、嘔気

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、呼吸困難、血管性浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群、DIC、血小板減少性紫斑病、急性腎障害、尿細管間質性腎炎、精神神経症状、意識障害、昏睡、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、呼吸抑制、無呼吸、間質性肺炎、肝炎、肝機能障害、黄疸、急性膵炎

上記以外の副作用

嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感、頭痛、血清トリグリセライド値上昇、尿糖、浮腫、紫斑、肺炎、過敏症、固定薬疹、光線過敏症、出血、乏尿、結晶尿、尿閉、胃炎、口渇、便秘、鼓腸放屁、見当識障害、情動失禁、うつ状態、そう状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、多弁、不眠、不安、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、れん縮、しびれ感、眼振、頻脈、不整脈、胸痛、血圧上昇、血圧低下、関節痛、筋肉痛、失神、蒼白、ほてり、脱力感、筋力低下、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清蛋白低下、発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、そう痒、リンパ球増多、血小板増多、顆粒球減少、好塩基球増多、リンパ球減少、血清クレアチニン値上昇、血尿、尿円柱、蛋白尿、膿尿、排尿困難、消化不良、食欲不振、舌炎、振戦、めまい、感情鈍麻、傾眠、眠気、動悸、悪寒、全身倦怠感、咽頭炎、血清アルブミン低下、血清カリウム値上昇、AG比低下、血清コレステロール値上昇

ゾビラックス顆粒40%の用法・用量

  • [成人]〈単純疱疹〉通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する
  • 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する
  • 〈帯状疱疹〉通常、成人には1回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • [小児]〈単純疱疹〉通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する
  • ただし、1回最高用量は200mgとする
  • 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する
  • ただし、1回最高用量は200mgとする
  • 〈帯状疱疹〉通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する
  • ただし、1回最高用量は800mgとする
  • 〈水痘〉通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する
  • ただし、1回最高用量は800mgとする
  • 〈性器ヘルペスの再発抑制〉通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する
  • ただし、1回最高用量は200mgとする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい
  • 7.2. 〈効能共通〉腎障害を有する成人患者におけるクレアチニンクリアランスに応じた本剤の投与間隔の目安は次のとおりである(外国人データ)〔8.重要な基本的注意、9.2.1、9.8高齢者の項、13.1、16.6.1参照〕[1)クレアチニンクリアランス>25mL/min/1.73㎡:単純疱疹には1回200mgを1日5回、帯状疱疹には1回800mgを1日5回、2)クレアチニンクリアランス10~25mL/min/1.73㎡:単純疱疹には1回200mgを1日5回、帯状疱疹には1回800mgを1日3回、3)クレアチニンクリアランス<10mL/min/1.73㎡:単純疱疹には1回200mgを1日2回、帯状疱疹には1回800mgを1日2回]
    • なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与間隔及び投与量調節の目安は確立していない
  • 7.3. 〈単純疱疹〉本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること
  • ただし、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、本剤を10日間まで使用可能とする
  • 7.4. 〈帯状疱疹〉原則として皮疹出現後5日以内に投与を開始すること
  • 7.5. 〈帯状疱疹〉本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること
  • 7.6. 〈水痘〉原則として皮疹出現後3日以内に投与を開始すること
  • 7.7. 〈水痘〉本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること
  • 7.8. 〈性器ヘルペスの再発抑制〉本剤を1年間投与後、投与継続の必要性について検討することが推奨される
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゾビラックス顆粒40%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゾビラックス顆粒40%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
プロベネシド 本剤の排泄が抑制、本剤の平均血漿中半減期が18%延長し平均血漿中濃度曲線下面積が40%増加
シメチジン アシクロビルの排泄が抑制、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積が27%増加
ミコフェノール酸モフェチル 本剤及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制、両方の平均血漿中濃度曲線下面積が増加
テオフィリン 中毒症状

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ゾビラックス顆粒40%に関係する解説

ヘルペスウイルス感染症治療薬

  • ゾビラックス顆粒40%は、ヘルペスウイルス感染症治療薬に分類される。
  • ヘルペスウイルス感染症治療薬とは、ウイルス増殖に必要なDNAの複製を阻害することで、ヘルペスウイルスの増殖を抑え単純疱疹や水痘、帯状疱疹などを治療する薬。

ヘルペスウイルス感染症治療薬の代表的な商品名

  • ゾビラックス
  • バルトレックス
  • ファムビル
  • アメナリーフ
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