処方薬
シベクトロ錠200mg
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シベクトロ錠200mgの基本情報

シベクトロ錠200mgの概要

商品名 シベクトロ錠200mg
一般名 テジゾリドリン酸エステル錠
薬価・規格 18726.1円 (200mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
YJコード 6249003F1029
レセプト電算コード 622626501
添付文書PDFファイル

シベクトロ錠200mgの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • オキサゾリジノン系の抗菌剤です。細菌のタンパク質の合成の開始段階を阻害して菌を殺す働きがあります。

シベクトロ錠200mgの用途

  • 外傷の二次感染
  • 潰瘍の二次感染
  • 手術創の二次感染
  • 熱傷の二次感染
  • 慢性皮症
  • 深在性皮膚感染症
  • びらんの二次感染

シベクトロ錠200mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、肝機能異常、四肢不快感、そう痒性皮疹、発熱、過敏症、薬物過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

偽膜性大腸炎、腹痛、頻回の下痢、貧血、白血球減少、汎血球減少、血小板減少、骨髄抑制、代謝性アシドーシス、乳酸アシドーシス、視神経症

上記以外の副作用

尿臭異常、徐脈、潮紅、ほてり、リンパ節症、悪心、嘔吐、便秘、腹部不快感、口内乾燥、消化不良、上腹部痛、鼓腸、胃食道逆流性疾患、血便排泄、味覚異常、霧視、硝子体浮遊物、不眠症、睡眠障害、不安、悪夢、頭痛、浮動性めまい、傾眠、振戦、錯感覚、感覚鈍麻、末梢性ニューロパチー、関節痛、筋痙縮、背部痛、頸部痛、皮膚そう痒症、全身性そう痒症、アレルギー性皮膚そう痒症、発疹、全身性発疹、紅斑性発疹、斑状丘疹状発疹、蕁麻疹、多汗症、脱毛症、ざ瘡、脱水、コントロール不良の糖尿病、高カリウム血症、咳嗽、鼻乾燥、肺うっ血、真菌感染、外陰腟真菌感染、皮膚真菌感染、カンジダ症、外陰腟カンジダ症、口腔カンジダ症、膿瘍、気道感染、疲労、悪寒、易刺激性、末梢性浮腫、握力低下

シベクトロ錠200mgの用法・用量

  • 通常、成人にはテジゾリドリン酸エステルとして200mgを1日1回経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤はグラム陽性菌に対してのみ抗菌活性を有するため、グラム陰性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は適切な薬剤を併用して治療を行うこと
  • 7.2. 注射剤から錠剤への切り替え注射剤からテジゾリドリン酸エステルの投与を開始した患者において、経口投与可能であると医師が判断した場合は、同じ用量の錠剤に切り替えることができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シベクトロ錠200mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シベクトロ錠200mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
BCRPの基質である薬剤<経口> 血中濃度等に影響、血中濃度が上昇
ロスバスタチン<服用> 血中濃度が上昇
メトトレキサート<経口> 血中濃度が上昇
ノギテカン塩酸塩<経口> 血中濃度が上昇

シベクトロ錠200mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 18726.1円 (200mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 MSD
    先発
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シベクトロ錠200mgに関係する解説

オキサゾリジノン系抗菌薬

  • シベクトロ錠200mgは、オキサゾリジノン系抗菌薬に分類される。
  • オキサゾリジノン系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成に必要なタンパク合成の過程において、その開始段階(初期段階)を阻害することで抗菌作用をあらわす薬。

オキサゾリジノン系抗菌薬の代表的な商品名

  • ザイボックス
  • シベクトロ
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