処方薬
アザルフィジンEN錠250mg
先発

アザルフィジンEN錠250mgの基本情報

アザルフィジンEN錠250mgの概要

商品名 アザルフィジンEN錠250mg
一般名 サラゾスルファピリジン腸溶錠
薬価・規格 22.5円 (250mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠のアイコン
製造会社 あゆみ製薬
ブランド アザルフィジンEN錠500mg 他
YJコード 6219001H2036
レセプト電算コード 610463004
識別コード KPh
添付文書PDFファイル

アザルフィジンEN錠250mgの主な効果と作用

  • 免疫機能の異常を調節し、関節の炎症やはれをやわらげる働きがあります。
  • リウマチによる関節の炎症やはれ、こわばりなどの症状を改善するお薬です。

アザルフィジンEN錠250mgの用途

アザルフィジンEN錠250mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、発熱、悪心、嘔吐、浮腫、腹痛、口内炎、胃不快感、食欲不振、そう痒感、腫脹

起こる可能性のある重大な副作用

血小板減少、貧血、無顆粒球症、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、葉酸欠乏、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、過敏症症候群、伝染性単核球症様症状、感冒様症状、リンパ節腫脹、肝機能障害、肝腫、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、PIE症候群、線維性肺胞炎、咳嗽、喀痰、呼吸困難、呼吸器症状、急性腎障害、ネフローゼ症候群、間質性腎炎、消化性潰瘍、出血、穿孔、S状結腸穿孔、脳症、意識障害、痙攣、無菌性髄膜炎、無菌性髄膜脳炎、頸部硬直、項部硬直、頭痛、意識混濁、心膜炎、胸膜炎、胸部痛、胸水、SLE様症状、劇症肝炎、黄疸、肝不全、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、再生不良性貧血、汎血球減少症、播種性血管内凝固症候群、DIC、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症型薬疹、間質性肺炎、薬剤性肺炎、肝炎、著しいAST上昇、著しいALT上昇

上記以外の副作用

AST上昇、ALT上昇、白血球減少、免疫グロブリン減少、顆粒球減少、蛋白尿、BUN上昇、血尿、糖尿、脱毛、便秘、腹部膨満感、下痢、口唇炎、胸やけ、舌炎、口渇、顔面潮紅、紅斑、蕁麻疹、末梢神経炎、めまい、うとうと状態、耳鳴、倦怠、味覚異常、心悸亢進、筋肉痛、胸痛、関節痛、嗅覚異常、過敏症、尿路結石、膵炎、口腔咽頭痛、光線過敏症、血清病、抑うつ、精子数の可逆的な減少、精子運動性の可逆的な減少

アザルフィジンEN錠250mgの用法・用量

  • 本剤は、消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること
  • 通常、サラゾスルファピリジンとして成人1日投与量1gを朝食及び夕食後の2回に分割経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、通常1~2ヵ月後に効果が得られるので、臨床効果が発現するまでは、従来より投与している消炎鎮痛剤は継続して併用することが望ましい
  • 7.2. 高齢者では、少量(0.5g、1日1回、夕食後)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アザルフィジンEN錠250mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アザルフィジンEN錠250mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
スルホンアミド系経口糖尿病用剤 低血糖
スルホニルウレア系経口糖尿病用剤 低血糖
グリベンクラミド 低血糖
グリクラジド 低血糖
グリメピリド 低血糖
クマリン系抗凝血剤 血中濃度が上昇しプロトロンビン時間が延長
ワルファリンカリウム 血中濃度が上昇しプロトロンビン時間が延長
葉酸 吸収が低下し大赤血球症・汎血球減少を来す葉酸欠乏症
ジゴキシン 吸収が低下
アザチオプリン 白血球減少等の骨髄抑制
メルカプトプリン 白血球減少等の骨髄抑制

飲食物との組み合わせ注意

  • 葉酸を含むもの<酵母、海苔、パセリ、レバー、緑茶 など>

アザルフィジンEN錠250mgと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

アザルフィジンEN錠250mgに関係する解説

免疫調節薬(DMARDs)

  • アザルフィジンEN錠250mgは、免疫調節薬(DMARDs)に分類される。
  • 免疫調節薬(DMARDs)とは、異常な免疫反応を調節し炎症を引き起こす物質などの産生を抑えることで関節リウマチの症状を和らげる薬。

免疫調節薬(DMARDs)の代表的な商品名

  • アザルフィジン
  • ケアラム
  • リマチル
免疫調節薬(DMARDs)についての詳しい解説を見る