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ラベファインパック
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ラベファインパックの基本情報

ラベファインパックの概要

商品名 ラベファインパック
一般名 ラベプラゾールナトリウム・アモキシシリン水和物・メトロニダゾールシート
薬価・規格 288.3円 (1シート)
薬の形状
内用薬 > その他 > その他
内用薬 > その他 > その他のアイコン
製造会社 エーザイ
YJコード 6199103X1029
レセプト電算コード 622289301
識別コード Eパリエット10
添付文書PDFファイル

ラベファインパックの主な効果と作用

ラベファインパックの用途

ラベファインパックの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、白血球増加、好酸球増多、血圧上昇、便秘、腹部膨満感、嘔気、口内炎、総コレステロール上昇、中性脂肪上昇、BUN上昇

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、皮膚障害、多形紅斑、急性腎障害、間質性腎炎、低ナトリウム血症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、視力障害、錯乱、錯乱状態、せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、膿疱、紅皮症、剥脱性皮膚炎、頭痛、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、肝障害、出血性大腸炎、血便、腹痛、頻回の下痢、好酸球性肺炎、無菌性髄膜炎、項部硬直、悪心、嘔吐、意識混濁、末梢神経障害、四肢のしびれ、四肢異常感、中枢神経障害、脳症、痙攣、小脳失調、ふらつき、歩行障害、意識障害、構語障害、急性膵炎、背部痛、血清アミラーゼ値上昇、白血球減少、好中球減少、QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes、ショック、アナフィラキシー、肺音異常、捻髪音、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、顆粒球減少、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、重篤な大腸炎

上記以外の副作用

蛋白尿、血中TSH増加、発疹、AST上昇、ALT上昇、下痢、過敏症、そう痒、そう痒感、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、食欲不振、鼓腸、舌炎、顕微鏡的大腸炎、collagenous colitis、lymphocytic colitis、昏睡、しびれ感、目のちらつき、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房、黒毛舌、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応、全身倦怠感、病変部増悪、舌苔、胃不快感、味覚異常、Candida albicans出現、暗赤色尿、好塩基球増多、胸やけ、上腹部痛、口腔アフタ、黒色便、うつ病、浮動性めまい、不安定感、眼精疲労、疲労、浮腫、赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少、動悸、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、めまい、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、かすみ目、倦怠感、脱毛症、菌交代症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎

ラベファインパックの用法・用量

  • プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ラベファインパックの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度腎機能障害
    • 高度腎障害
    • 伝染性単核症
    • 脊髄器質的疾患
    • アタザナビル硫酸塩投与中
    • リルピビリン塩酸塩投与中
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く>
    • 脳器質的疾患<脳膿瘍を除く>
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 肝硬変
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 血液疾患
    • 血液透析
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 脳膿瘍
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 薬物過敏症
    • 進行期胃MALTリンパ腫
    • 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外
    • コケイン症候群

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ラベファインパックの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
硫酸アタザナビル<経口> 作用が減弱
リルピビリン塩酸塩<経口> 作用を減弱
ジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メチルジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇
イトラコナゾール<経口> 血中濃度が低下
ゲフィチニブ<経口> 血中濃度が低下
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有制酸剤<服用> ラベプラゾールナトリウムの平均血漿中濃度曲線下面積が各8%・6%低下
ワルファリンカリウム 作用が増強
ブスルファン 作用が増強
フルオロウラシル 作用が増強
シクロスポリン 作用が増強
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
プロベネシド アモキシシリン水和物の血中濃度を増加
エタノール摂取 腹部の疝痛、嘔吐、潮紅
リトナビル含有製剤<内用液> ジスルフィラム-アルコール反応
ジスルフィラム 精神症状<錯乱等>
ワルファリン 抗凝血作用を増強し出血
リチウム製剤 血中濃度が上昇しリチウム中毒
フェノバルビタール メトロニダゾールの作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ラベファインパックと主成分が同じ薬

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    薬の形状 内用薬 > その他 > その他
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ラベファインパックに関係する解説

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤

  • ラベファインパックは、ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤に分類される。
  • ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤とは、2種類の抗菌薬と胃酸分泌抑制薬のPPI(プロトンポンプ阻害薬)を1シート(1日分)まとめたヘリコバクター・ピロリ除菌の専用製剤。

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤の代表的な商品名

  • ラベキュア
  • ラベファイン
  • ボノサップ
  • ボノピオン
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