処方薬
アクロマイシンVカプセル50mg

アクロマイシンVカプセル50mgの基本情報

アクロマイシンVカプセル50mgの概要

商品名 アクロマイシンVカプセル50mg
一般名 テトラサイクリン塩酸塩カプセル
薬価・規格 8.3円 (50mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 サンファーマ
ブランド アクロマイシントローチ15mg 他
YJコード 6152002M1023
レセプト電算コード 616150003
識別コード KY10
添付文書PDFファイル

アクロマイシンVカプセル50mgの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • テトラサイクリン系の抗生物質です。細菌のタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

アクロマイシンVカプセル50mgの用途

アクロマイシンVカプセル50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発熱、発疹、蕁麻疹、光線過敏症、AST上昇、ALT上昇、肝機能検査値異常、食欲不振、悪心、嘔吐

上記以外の副作用

腹痛、下痢、口内炎、舌炎、肛門周囲炎、膵炎、顆粒球減少、好酸球増多、血小板減少、菌交代症、感染症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎、頭蓋内圧上昇、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆

アクロマイシンVカプセル50mgの用法・用量

  • テトラサイクリン塩酸塩として、1日1g(力価)を4回に分割経口投与する
  • 小児には1日体重1kgあたり30mg(力価)を4回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アクロマイシンVカプセル50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アクロマイシンVカプセル50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カルシウム経口剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱
マグネシウム製剤経口剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱
アルミニウム<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
鉄剤<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
ランタン<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
血液凝固阻止剤 血漿プロトロンビン活性を抑制
ワルファリンカリウム 血漿プロトロンビン活性を抑制
スルホニルウレア系薬剤 血糖降下作用が増強
メトトレキサート製剤 作用が増強
ポルフィマーナトリウム 光線過敏症
ジゴキシン<服用> 作用を増強し中毒症状
黄体・卵胞ホルモン混合製剤 効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
経口避妊薬 効果の減弱、不正性器出血の発現率が増大
ボツリヌス毒素製剤 過剰な筋弛緩、閉瞼不全・頚部筋脱力・呼吸困難・嚥下障害等のリスクが高まる
アトバコン 血漿中濃度が約40%低下

飲食物との組み合わせ注意

  • アルミニウムを含むもの
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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アクロマイシンVカプセル50mgに関係する解説

テトラサイクリン系抗菌薬

  • アクロマイシンVカプセル50mgは、テトラサイクリン系抗菌薬に分類される。
  • テトラサイクリン系抗菌薬とは、細菌の生命維持や増殖に必要なタンパク質合成を阻害し、細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす薬。

テトラサイクリン系抗菌薬の代表的な商品名

  • ビブラマイシン
  • ミノマイシン
  • アクロマイシンV
  • レダマイシン
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