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タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」
後発

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の基本情報

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の概要

商品名 タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」
一般名 タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム静注用
薬価・規格 551.0円 ((4.5g)1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 マイラン製薬
ブランド タゾピペ配合静注用2.25「ファイザー」 他
YJコード 6139505F4115
レセプト電算コード 622455701
添付文書PDFファイル

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ペニシリン系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。細菌の産生する酵素による薬の分解を防ぐために、その酵素を阻害する成分も含んでいます。

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の用途

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

紅斑、血小板減少、頭痛、下痢、過敏症、蕁麻疹、発赤、潮紅、浮腫、水疱性皮膚炎、白血球減少

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、喘息様発作、そう痒、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、重篤な肝炎、AST上昇、ALT上昇、急性腎障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少症、溶血性貧血、貧血、発熱、咽頭痛、皮下出血、粘膜出血、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、横紋筋融解症、急激な腎機能悪化、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、薬剤性過敏症症候群、リンパ節腫脹、白血球増加、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、低カリウム血症、倦怠感、不整脈、痙攣

上記以外の副作用

好中球減少、顆粒球減少、単球減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、好中球増多、リンパ球増多、単球増多、血小板増多、出血傾向、紫斑、鼻出血、出血時間延長、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、軟便、悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、腹部不快感、白色便、口内炎、口唇炎、胸やけ、腹部膨満感、下血、神経症状、菌交代症、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、意識レベル低下、眩暈、不眠、関節痛、クレアチニン上昇、BUN上昇、アンモニア上昇、クロル減少、蛋白尿、尿中ブドウ糖陽性、尿中ウロビリン陽性、動悸、発汗、胸内苦悶感、胸部痛、背部異常感、悪寒、総蛋白減少、アルブミン低下、血糖値低下

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の用法・用量

  • 1.一般感染症:1).敗血症、肺炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎及び胆管炎の場合:タゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日3回点滴静注する
  • 肺炎の場合、症状、病態に応じて1日4回に増量できる
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
  • 小児には1回112.5mg(力価)/kgを1日3回点滴静注する
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
    • また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる
    • 但し、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする
  • 2).深在性皮膚感染症、糜爛・潰瘍の二次感染の場合:タゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日3回点滴静注する
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
  • 3).腎盂腎炎及び複雑性膀胱炎の場合:タゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日2回点滴静注する
  • 症状、病態に応じて1日3回に増量できる
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
  • 小児には1回112.5mg(力価)/kgを1日2回点滴静注する
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
    • また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる
    • 更に、症状、病態に応じて1日3回に増量できる
    • 但し、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする
  • 2.発熱性好中球減少症:タゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日4回点滴静注する
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
  • 小児には1回90mg(力価)/kgを1日4回点滴静注する
    • なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる
    • 但し、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 伝染性単核球症
    • アレルギー
    • 肝障害
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 血液透析
    • 出血素因
    • 腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 腎機能障害
    • 嚢胞性線維症
    • 著しい水分摂取制限

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

タゾピペ配合静注用4.5「ファイザー」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
プロベネシド タゾバクタム及びピペラシリンの半減期が延長
メトトレキサート製剤 排泄が遅延しメトトレキサートの毒性作用が増強
血液凝固阻止剤 血液凝固抑制作用を助長
ワルファリン 血液凝固抑制作用を助長
バンコマイシン 腎障害が発現・悪化
ベクロニウム 筋弛緩作用を延長

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