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スルバクシン静注用0.75g
後発

スルバクシン静注用0.75gの基本情報

スルバクシン静注用0.75gの概要

商品名 スルバクシン静注用0.75g
一般名 アンピシリンナトリウム・スルバクタムナトリウム0.75g静注用
薬価・規格 315.0円 ((0.75g)1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 シオノケミカル
ブランド スルバクシン静注用0.75g 他
YJコード 6139504F1057
レセプト電算コード 620004132
添付文書PDFファイル

スルバクシン静注用0.75gの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ペニシリン系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。細菌の産生する酵素による薬の分解を防ぐために、その酵素を阻害する成分も含んでいます。

スルバクシン静注用0.75gの用途

スルバクシン静注用0.75gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、下痢、皮膚そう痒感、蕁麻疹、多形紅斑、白血球減少、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LAP上昇、ビリルビン値上昇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、無顆粒球症、貧血、溶血性貧血、血小板減少、重篤な血液障害、急性腎障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、出血性大腸炎、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、肝機能障害、間質性肺炎、好酸球性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多

上記以外の副作用

γ-GTP上昇、黄疸、軟便、悪心、嘔吐、腹部不快感、黒毛舌、痙攣、神経症状、菌交代、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、食欲不振、神経炎

スルバクシン静注用0.75gの用法・用量

  • 1.肺炎、肺膿瘍、腹膜炎の場合:スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日6g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する
    • なお、重症感染症の場合は必要に応じて適宜増量することができるが、1回3g(力価)1日4回(1日量として12g(力価))を上限とする
  • 2.膀胱炎の場合:スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日3g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する
  • 小児にはスルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日60~150mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する
  • 静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する
    • なお、点滴による静脈内投与に際しては、補液に溶解して用いる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

スルバクシン静注用0.75gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

スルバクシン静注用0.75gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アロプリノール アンピシリンとの併用により発疹の発現が増加
血液凝固阻止剤 ペニシリン注射液が血小板の凝集・凝固に影響を与え出血傾向を増強
経口避妊薬 アンピシリンとの併用により避妊効果が減弱
メトトレキサート製剤 ペニシリンとの併用によりメトトレキサートのクリアランスが減少
プロベネシド 本剤の血中濃度上昇・血中濃度半減期の延長・本剤の持つ毒性リスクの上昇

スルバクシン静注用0.75gと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
    薬価 315.0円 ((0.75g)1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 静注用
    製造会社 シオノケミカル
    後発
  • 注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
    薬価 315.0円 ((0.75g)1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 静注用
    製造会社 大原薬品
    後発
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