処方薬
セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」
後発

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の基本情報

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の概要

商品名 セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」
一般名 セフピロム硫酸塩静注用
薬価・規格 474.0円 (0.5g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 ケミックス
ブランド セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」 他
YJコード 6132424F1055
レセプト電算コード 620004148
添付文書PDFファイル

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の用途

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、貧血、過敏症、発疹、リンパ節腫脹、γ-GTP上昇、LDH上昇、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増多

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、発赤、胸痛、急性腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、汎血球減少症、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少症、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、意識障害、痙攣発作、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、PIE症候群、好酸球性肺臓炎、好酸球増多

上記以外の副作用

BUN上昇、クレアチニン上昇、嘔気、食欲不振、嘔吐、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、口内炎、神経炎、菌交代症、カンジダ症、頭痛、ほてり、悪寒、倦怠感、発汗、口渇、血管痛、眩暈、味覚異常、浮腫、血圧上昇

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の用法・用量

  • セフピロム硫酸塩として1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内に注射する
    • なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日4g(力価)まで増量し、2~4回に分割投与する
  • 小児にはセフピロム硫酸塩として1日60~80mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内に注射するが、年齢、症状に応じ適宜増減する
    • なお、難治性又は重症感染症には160mg(力価)/kgまで増量し、3~4回に分割投与するが、化膿性髄膜炎には1日200mg(力価)/kgまで増量できる
  • 静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する
    • また、点滴静注に際しては、日局生理食塩液、日局ブドウ糖注射液又は補液に溶解する
  • <注射液の調製法>本剤は溶解補助剤として日局乾燥炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある
  • 溶解にあたっては、個装箱の天面裏側に記載の溶解方法の説明を読んで行う
  • 1).0.5g製剤の場合:(溶解液)日局注射用水、日局生理食塩液、日局ブドウ糖注射液、(溶解液量)約5mL、(投与液量)約10mL
  • 2).1g製剤の場合:(溶解液)日局注射用水、日局生理食塩液、日局ブドウ糖注射液、(溶解液量)約10mL、(投与液量)約20mL
  • 点滴静注を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため使用しない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セフピロム硫酸塩静注用0.5g「CMX」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 類似化合物<他のセフェム系抗生物質>で腎障害増強作用
フロセミド 類似化合物<他のセフェム系抗生物質>で腎障害増強作用

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